細田守、片渕須直両監督がロケハンを語る、シンポジウム開催

 映画・アニメ等のコンテンツを通じての地域振興が話題になっている昨今。映画のロケハンを誘致するべくフィルムコミッションを立ち上げる地域も増えている。そうした活動を支援すべく、6年前から開かれているのが、文化庁全国フィルムコミッション・コンベンション。
 その第7回のシンポジウムで、劇場アニメが取り上げられる。題して「アニメーション meets ロケーション—ヒットアニメに学ぶロケハン術」。ゲストは『サマーウォーズ』がヒット中の細田守と、『マイマイ新子と千年の魔法』の公開を控える片渕須直。ロケハンを存分に活かすアニメ作りが持ち味の2人だけに、興味深い話が展開する事だろう。
 開催日は10月22日。入場は無料だが、事前登録が必要となる。10月上旬より、公式サイトにて申し込みを受け付ける予定。

JLMシンポジウム(第1部)
第7回文化庁全国フィルムコミッション・コンベンション
「アニメーション meets ロケーション—ヒットアニメに学ぶロケハン術」

期日

10月22日 15時30分〜17時30分

場所

六本木ヒルズ森タワー アカデミーヒルズ49 オーディトリアム

出演

細田守、片渕須直

司会

岡本美津子(東京藝術大学大学院)

料金

無料(事前登録制)

公式サイト

ジャパン・ロケーション・マーケット
http://www.j-lm.com/

 なお、このイベントは、東京国際映画祭との提携企画となっている。東京国際映画祭では、クロージング作品に『カールじいさんの空飛ぶ家』が選ばれているほか、りんたろう監督の『よなよなペンギン』、アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリ受賞作『メアリーとマックス』の上映も決定している。こちらも注目してほしい。

(09.09.16)