【情報局】劇場アニメ・トピックス100929
小池健、渾身の力作『REDLINE』ついに公開！

　2010年もあっという間に10月。月初めの１日からは、フクロウの世界を舞台にした異色の冒険ファンタジー『ガフールの伝説』が公開される。世界征服を企む組織から王国を救うべく、若きフクロウたちが壮大な戦いを繰り広げるという物語。『ウォッチメン』のザック・スナイダー監督が、初めて３ＤＣＧ作品の演出に挑んだ作品としても注目されている。
　翌週９日からは、いよいよ話題作『REDLINE』の公開がスタート。『PARTY7』のオープニングや『THE ANIMATRIX／ワールド・レコード』などで知られる異才・小池健が、７年もの歳月をかけて完成させた長編監督デビュー作だ。原作・共同脚本・音響監督を務めたのは、石井克人。宇宙最速の称号をかけたカーレース「REDLINE」を舞台に、強烈な個性を放つキャラクターたちが激しく火花を散らす！　濃密かつ疾走感溢れるビジュアルが最大の見どころだ。ぜひ劇場の大スクリーンでその魅力を堪能してほしい。
　少し先の話題だが、10月23日から開催される第23回東京国際映画祭についても触れておこう。注目は「映画人の視点」部門の１プログラムとして開催される「映画人、りんたろうの世界」。ゲストによるトークセッションと作品上映をセットにしたオールナイトイベントで、上映が決まっているのは『幻魔大戦』『カムイの剣』。残り１本のタイトルは決定次第、映画祭公式サイトなどで発表される。また、特別招待作品の枠では『怪盗グルーの月泥棒　３Ｄ』、『シュレック　フォーエバー』、『チェブラーシカ』＆『くまのがっこう　〜ジャッキーとケイティ〜』が上映されるほか、みなと上映会では『マイマイ新子と千年の魔法』、『まいごのペンギン』ほか短編４本が上映される。（岡）

《劇場アニメ新作リスト》

（10.09.29）

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