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大地丙太郎の初演出舞台はチャンバラコメディ
「風まかせ　けやき十四」製作発表会

　６月13日、舞台「風まかせ　けやき十四（じゅうよつ）」の製作発表会が都内で開かれた。大地丙太郎監督が初めて舞台の作・演出を手がける本作は、「チャンバラ」と「ギャグ」満載のお芝居。時代劇ファンであり、時代劇アニメも手がけている彼らしい企画だ。「風まかせ」のタイトルも、ファンならニヤリとするところだろう。
　主演は大地作品にはなくてはならない、元少女隊の安原麗子。『レジェンズ～甦る竜王伝説～』メグ役の那須めぐみ、『おじゃる丸』エンマ大王役の小村哲生も出演。共同演出は、ダイナミックな殺陣に定評のある、BQMAP主宰の奥村直義。
　本サイトの「新春放談　大地丙太郎×小黒祐一郎」でも話題になったが、これは大地監督自身、相当に入れ込んでやっている企画だ。右に掲載したのは、監督がチラシ用に描き下ろしたイメージイラスト（クリックすると大きな画像で見ることができる）。

　製作発表会は、キャストの皆さんが立ち回りと寸劇を披露するという粋なオープニングの後、プロデューサーの片岡義朗、大地監督、奥村直義が登場。舞台実現の経緯や公演へ向けての抱負を語った。

▲ ズラリと勢揃いしたスタッフ、キャスト一同。前列左から、奥村直義、安原麗子、大地監督。

片岡「『すぐれた演出家は表現手段を選ばないはずだ』と考え、このような舞台を企画しました。アニメーションで優れた業績を残されている大地監督には、面白い舞台を作っていただけると思います」
奥村「大地監督の素敵な演出と、私たち劇団員がコラボレートすることで、いい化学反応を起こしていきたいです」
大地「本当に楽しいチャンバラを作ってみたい。まだ稽古はこれから始まるところですが、ワクワクする舞台を皆さんにお届けしたいと思っております」

　その後、安原麗子、那須めぐみらが華やかな着物姿で登場し、舞台にかける意気込みと、新しい大地作品に対する期待を一言ずつ語った。チケットの発売は７月20日から。公演は８月31日から９月４日までの５日間８ステージ。大地ワールドが、舞台というかたちでどんな風に展開されるのか楽しみだ。
　公演の概要は下記のとおり。詳細はBQMAPサイト内の特設ページまで。

BQMAP project voyager page 050830
「風まかせ　けやき十四」

スタッフ
作・演出／大地丙太郎
共同演出／奥村直義
音楽／佐藤太・竹下亮
殺陣／清水大輔（和太刀）

キャスト
安原麗子、那須めぐみ、高瀬郁子、前田剛、小村哲生　他

●公演情報
日時／2005年８月31日（水）～９月４日（日）（全８ステージ）
会場／シアターサンモール（東京・新宿）
主催／マーベラス音楽出版・ネルケプランニング・BQMAP
料金／前売　一般3800円　学生3300円（高校生以下）当日　各200円増
　　　　　　ペアチケット　7000円（BQMAP／ネルケプランニングのみ取り扱い）
　　〈ローソンチケット〉
　　0570-063-003（Ｌコード33950）
　　0570-000-403（オペレーター対応　10:00～20:00）
　　※この電話番号はＰＨＳ・一部携帯からは利用できないのでご注意ください
前売開始／2005年７月20日（水）より
問合せ先／ネルケプランニング　03-5469-5280（平日11時～18時）

●BQMAP on the web（トップから『風まかせ　けやき十四』特設ページへ）
http://www.bqmap.com/

●関連記事（ＷＥＢアニメスタイル　旧サイト）
新春放談　大地丙太郎×小黒祐一郎

(05.06.16)

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