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『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』公開終了まであとわずか



 現在、シネ・リーブル池袋などで公開中の水島努監督作品『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』は、1時間ほどの中編だが、見応えはたっぷり。ハイクオリティかつエキセントリック、その上、笑いもふんだんに織り交ぜた、摩訶不思議なエンターテインメント作品とでも言おうか。ちょっぴりシュールなホラーテイストで、「映像」の面白さを前面に打ち出したフィルムなのである。
 原作は、男女問わず大きな支持を得ている作家集団CLAMPの人気コミック。その作品世界を見事にビジュアル化したのは、『INNOCENCE』『キル・ビル』などで世界にその名を轟かせるPRODUCTION I.G。黄瀬和哉、江面久、平田秀一、渡部隆といった同社の看板クリエイター達の手による映像は、今回も重厚かつ濃密だ。そして、怪しくダークな雰囲気と軽快なギャグがバランスよく溶け合った、水島監督の映画演出が小気味よく展開する。作画ファン的には、沖浦啓之、大平晋也、橋本晋治といった凄腕アニメーター達の活躍も見どころである。
 公開終了まであとわずかだが、未見の方はぜひ劇場へ足を運んでほしい。特に暗部のディテールや恐怖演出の冴えは、劇場の闇の中でこそ堪能できるものだ。

[物語] 相応の“対価”と引き換えに、客のどんな願いでも叶える力を持つ女性、壱原侑子(イチハラユウコ)。高校生の四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)は、他人には見えない「アヤカシ」を知覚してしまう体質を治してもらうため、“対価”として彼女の「ミセ」で今日もコキ使われている。そんなある日、侑子のもとに届いた差出人不明の招待状――それはさながら“挑戦状”のようであった。侑子は、四月一日とその友人、百目鬼(ドウメキ)を伴い、人里離れた奇妙な洋館へと赴く。そこで彼らを待っていたものとは……?


『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』
(同時上映:『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』)

●キャスト
壱原侑子/大原さやか
四月一日君尋/福山潤
百目鬼静/中井和哉

●スタッフ
原作/CLAMP
監督・絵コンテ・演出/水島努
脚本/櫻井圭記、藤咲淳一
キャラクターデザイン・作画監督/黄瀬和哉
撮影監督/江面久
美術監督/平田秀一
美術設定/渡部隆
音響監督/若林和弘
音楽/斉藤恒芳
アニメーション制作/PRODUCTION I.G
配給/松竹

●公式サイト
http://www.holic-tsubasa.com/

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