意欲的なプログラム編成で映画ファンからの注目を集める名画座・シネマヴェーラ渋谷で、8月12日から9月1日までの21日間、アニメ映画特集が開催される。題して「アニメはアニメである 夏休みは親子でアニメ映画を!」。ちょっぴりマニアックなラインナップで贈る、文字通り大人も子供も楽しめる充実の特集だ。
2本立ての昼の部では、『くもとちゅうりっぷ』に始まる古典作品から、昨年のヒット作『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』まで、古今東西の名作・人気作がスクリーンに登場。現在『時をかける少女』が公開中の細田守監督作品『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』に加えて、山内重保監督の『デジモンアドベンチャー02 デジモンハリケーン上陸!!/超絶進化!! 黄金のデジメンタル』も上映するという、アニメファンの琴線をくすぐる内容だ。
さらに、川本喜八郎や岡本忠成によるアーティスティックな作品群や、ロマン・カチャーノフ監督の人気作『ミトン』など、短編プログラムも充実。劇場初公開となる3作品『ペンギン・スーの宝物』『最後の一葉』『小舟のチージック』も上映される。
モーニングショーでは、日本版『ムーミン』シリーズ唯一の劇場作品であり、いまだDVD化されていない『ムーミン谷の彗星』を上映(8/12―8/18)。19日からは、ポーランドで作られたパペットアニメ『ムーミン』全78話・7プログラムを日替わりで上映する。また、レイトショー枠では、プラスヘッズ制作のCGコメディアニメ「The World of GOLDEN EGGS」が登場(8/12―8/20)。
各日2本立て・入れ替えなし(モーニング/レイトショーを除く)。詳しい上映スケジュールについては、下記の劇場公式サイトでご確認を。