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アニメ本・聞いた・見た・買った（５）
刊行点数の少ない２月……

　２月はアニメ関連書が少なそうだ。現時点で発売が分かっているものは数少ない。
　そんな中で、面白そうなのが「ガンダム解体新書　一年戦争編」（講談社）。コミックボンボン連載の人気記事をまとめたもので、モビルスーツの内部図解集＝解体新書というわけ。ボンボンの公式サイトをみると、編集部も力を入れている様子だ。来週には店頭に並ぶだろう。
　近年、アニメ関連書に力を入れている一迅社からは「RozenMaiden原画集」が刊行。第２作および、ＴＶスペシャルの素材を中心としたものになるようだ。“「翠星石のズバリ言うですぅ！」ののしりボイスＣＤ”なる付録や、スタッフ＆キャストインタビューもつくという。中旬の刊行を予定。
　また、マイクロマガジン社（！）から「RED GARDENオフィシャルガイドブック」が出るという。作品も毛色が変わっているし、出版社も普段アニメとはなじみがないだけに、どんな書籍になるのか、興味津々だ。19日頃の刊行。
　メジャータイトルの特撮やアニメをコンパクトに紹介する別冊宝島の「僕たちの好きな～」シリーズ。今月はなんと「僕たちの好きな攻殻機動隊」（宝島社）を予定。20日刊行予定。
　さらに下旬には、サンライズ作品を集中的に扱っている新紀元社から「ゼーガペイン　ビジュアルファンブック」が出版される予定だ。
　最後に、直接アニメの本というわけではないけれど、ちくま文庫の今月のラインナップ（７日刊）に宮台真司「増補　サブカルチャー神話解体」が入っている。原著は社会学者・宮台真司の出世作で、一部で話題になった。80年代のマンガ・アニメ状況も扱っており、アニメの文化史的側面に興味のある人は注目だろう。文庫になって、どう増補されているかも気になるところ。

　これで分かっているものはすべて。あくまで予定なので、実際に店頭で確かめてほしい。そのほか、詳しい予定などはこちらを参照。（Ｂ）

(07.02.02)

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