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アニメ本・聞いた・見た・買った(7)
このアニとコードギアスに注目


 2月は刊行物が少ない……と嘆いていたら、3月はすごいことになってしまった。2月から繰り越してきたものも含めて、30冊近くが予定されている。後半期のものは次回に任せて、前半期のものを中心に紹介しよう。
 「映画ドラえもん公式ガイドブック2007」(小学館)は、来週末から公開予定の『映画 ドラえもん のび太の 新魔界大冒険 7人の魔法使い』の公式本。昨年の劇場版のガイドブックも、ファミリー向けとマニア向けを両立させたよい本だっただけに、今回の本への期待も大きい。公開とほぼ同時の発売を予定している。
 「このミステリーがすごい!」を成功させた宝島社は、近年、マンガやライトノベルなどのジャンルでもアンケートによる年間ベスト10本を陸続と出してきている。そのアニメ版が「このアニメがすごい!2007」(宝島社)だ。「このミス」がどちらかといえば評論家・識者など、玄人筋をアンケート回答者に選んでいるのに対して、「このラノベ」はブロガーをはじめとするファン投票の色彩が強い。「このアニメ」がどちらの色合いの本になるのか注目だ(ちなみにアニメスタイルには、投票のお誘いはきていない(笑))。リリースを見ると上旬刊行の予定だが、上旬までの刊行予定表にはまだ掲載されていない。
 昨年を振り返るといえば、昨年はフラッシュアニメに注目が集まった年でもあった。出版社の雄・講談社から、フラッシュアニメを扱った本が2冊も予定されている。ひとつは「蛙男商会の本 THE FROGMAN WORLD」。FROGMAN自身が監修にあたり、フラッシュアニメを収録したDVDもつく。いわばファン向けの本。13日の刊行を予定。
 一方、小野打恵による「総員退却せよ! やわらか戦車WEB2.0戦記」は、「やわらか戦車」のマーケティング面を描く、ビジネス書になるらしい。こちらは月末を予定している。
 さて、大ヒット作となったと言っていいだろう、『コードギアス 反逆のルルーシュ』。物語が佳境に入る中、初のキャラクターブックが2冊予定されている。学園生活を中心に描く「ASHFORD」と、反逆生活をフィーチャーした「ZERO」。23日に同時刊行の予定。
 とりあえず、今回はここまで。次回は3月下旬刊行の本をご紹介しよう。詳しい発売時期や価格は予定表を見てほしい。(B)



(07.03.02)

 
 
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