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アニメ本・聞いた・見た・買った（９）
メカ本の逆襲!?

　いやあ、出た出た、アニメ関連書。怒濤とも言える刊行ラッシュだった３月末と比べると、４月前半はちょっとおとなしめ。
　その中でめぼしいものをご紹介しよう。
　まずは３月末刊行でこぼれたものから。「HIGHLY ORIGINAL WORKS　宮武一貴デザイン集」（幻冬舎）は、コンパクトなＡ５判。“メカデザインの真髄に迫る”という一冊だ。
　４月に入って、６日発売予定なのが、「サイバーフォーミュラ大全２　Historical Records」（インプレス）。目玉はコースの図解解説のようだ。「今まで謎だったコースの全貌がはじめて明らかに！」と謳っている。福田己津夫、河森正治のインタビューも収録。
　同じく６日発売予定が、「メガゾーン２３　マニューバ・ブック」（日経ＢＰ社）。なぜ今『メガゾーン』の本が、と誰もが驚くところだろう。３月に発売となった「メガゾーン２３　コンプリートＢＯＸ」という完全変形フィギュア＋ＤＶＤの商品に同梱の本の市販バージョンということらしい。設定集が中心で、他に各スタッフのインタビューも収録という。
　上旬には「機動戦士ガンダム一年戦争全史　U.C.0079-0080」（学習研究社）の下巻も刊行予定。歴史ムックとして定評のある「歴史群像」の編集部が作った『ガンダム』本で、上巻はまるで戦記物のように『ガンダム』を記述して、大変面白かっただけに、下巻にも期待が高まる。
　と、なんだかメカものが集中する４月上旬だ。下旬にも面白そうな本が控えているが、それは次回に。
　そうそうサムシング吉松先生の「セガのゲームは世界いちぃぃぃ！３　どっこい生きてたキャス子さん」（ソフトバンククリエイティブ）も発売中。こちらもお忘れなく。
　いずれも発売日は予定。詳細は店頭で確認してほしい。そのほかの出版予定はこちらで。（Ｂ）

(07.03.30)

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