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アニメ本・聞いた・見た・買った（19）
マッドハウスのクリエイターブックが刊行開始

　まずは前回触れ損ねた書籍から紹介しよう。
　予告が流れながら、予定がなかなかはっきりしなかった「プラスマッドハウス（１）　今敏」（キネマ旬報社）がいきなり刊行された。すでに店頭に並んでいる。今敏へのインタビューや作品論など、コンパクトにまとまった一冊だ。マッドハウスのＣＣＯの丸山正雄が珍しくインタビューに応じているのにも注目。『Ｐａｐｒｉｋａ』と『時をかける少女』を同時上映する企画を立てていた、という話が面白い。タイトルからすると、今後もマッドハウス縁のクリエイターを取り上げていく予定のようだ。となると、次は誰になるのか気になるところ。今度は、事前にリリースを出してくれると嬉しいのだけど。
　宝島社からは「別冊宝島」の１冊として「僕たちの好きな攻殻機動隊　全キャラクター徹底解析編」が刊行。こちらも早いところではすでに店頭に並んでいるはずだ。
　画集や公式コミックファンブックなどが出ている『月面兎兵器ミーナ』だが、ようやくアニメの公式書籍も刊行される。「月面兎兵器ミーナ　オフィシャルファンブック」（新紀元社）は、９月１日前後を予定。
　31日に総集編の放映が予定されている『DEATH NOTE』。まだまだ話題を呼びそうだが、こちらもアニメの公式ガイドブックが出る。「DEATH NOTE/A　アニメーション公式解析ガイド」（集英社）だ。シャープな映像が魅力の作品だけに、そこに迫っていることを期待したい。９月４日刊行予定。
　なお、前回触れた「公式ガイドブック　コードギアス　反逆のルルーシュ　The Complete」（角川グループパブリッシング）は刊行時期が８月末に変更になっている。ファンは注意されたい。
　ここで紹介した本は刊行済みのものを除き、タイトル、発売日ともすべて予定で、変更される可能性がある。購入する際には、店頭などで現物を確認してほしい。そのほかの本の予定はこちら。（Ｂ）

(07.08.24)

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