WEBアニメスタイル

←BACK

アニメ本・聞いた・見た・買った（25）
上江洲誠とうのまこと

　前の記事から期日が空いたが、その間に、「ゼロの使い魔　双月の騎士コンプリート」（メディアファクトリー）、「ＴＶアニメ　ハヤテのごとく！　公式ＢＯＸ」（小学館）を紹介しそびれてしまった。特に「ＴＶアニメ　ハヤテのごとく！　公式ＢＯＸ」は、Ｔシャツつきだ。嬉しいかどうかはともかく（笑）、この作品らしい遊びだろう。
　さて、この記事が出る前後に発売になるのが「無人惑星サヴァイヴ　メモリアルブック」（新紀元社）。タルカスによる手堅い編集も、この番組らしい。
　同じく、この記事と前後して、立て続けにガンダム関連書が店頭にならんでいる。皆川ゆか編著「総解説ガンダム事典」（講談社）、「機動戦士ガンダム語録」（カンゼン）、「機動戦士ガンダムＭＳ戦略分析」（双葉社）、「電撃データコレクションTHE BEST　機動戦士ガンダム１年戦争大全」（メディアワークス）の４冊だ。
　「総解説ガンダム事典」は、コミックボンボン誌連載の記事をまとめたもの。「機動戦士ガンダム公式百科事典」のコンパクト版のおもむきだ。「語録」は“永遠のガンダム”シリーズの第４弾。「ＭＳ戦略分析」はグレートメカニック誌に掲載された記事をまとめたもの。
　さらに、ちょっとあとになるが、来月１日には、「新機動戦記ガンダムＷ　ＭＳエンサイクロペディア」（一迅社）が、10日には「機動戦士ガンダム００　Meister's Mission」（角川グループパブリッシング）も予定されている。
　ガンダム以外では、12月頭に、ジャイブから２冊。「SchoolDays -TV Anime-　公式ガイドブック」「ＴＶアニメ　瀬戸の花嫁　ビジュアル・ガイドブック」。奇しくも両作品とも上江洲誠がメインで関わった作品だ。それだけ彼が今年、充実した仕事をしたということだろう。特に「瀬戸の花嫁　ビジュアル・ガイドブック」は、上江洲のブログによると「アニメ制作に興味のある方にとっても面白い本になっています。絵コンテや制作事情、果ては首脳陣の罵り合いまで載っています」とか（笑）。「仕事の楽しさ、やりがい、生き甲斐を知ってもらえると思います」ともあるので、楽しみに待ちたい。
　最後にご紹介するのは、「うのまこと画集　ＵＮＯ！」（集英社）だ。放映中の『DRAGONAUT -THE RESONANCE-』や『宇宙のステルヴィア』のキャラクターデザインを務める、うのまことの初画集。集英社からアニメーターの画集とは、ちょっと意外だが、それだけに期待したい。
　ここで紹介した本は刊行済みのものを除き、タイトル、発売日ともすべて予定で、変更される可能性がある。購入する際には、店頭などで現物を確認してほしい。そのほかの本の予定はこちら。（Ｂ）

(07.11.22)

←BACK

↑PAGE TOP