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ニュースで振り返るアニメ界2007
あんな話題、こんな出来事を一望する


 今年もいろいろあったアニメ界。昨年公開の『時をかける少女』が関連各賞を総なめにし、『コードギアス 反逆のルルーシュ』『らき☆すた』『天元突破グレンラガン』『機動戦士ガンダム00』など、ヒット作、話題作に恵まれた年だった。中でも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の大ヒットは映画業界に大きな驚きを呼んだ。明るい話題の一方で、社会的な事件に配慮しての放映休止、中断などの話題が多かったのも特徴だ。中には制作サイドのネット上での発言がさらに騒動を大きくした例も。ネットといえば、WEBアニメの躍進や画像配信共有サイトの隆盛など、年表というかたちでは取り上げにくいけれど、これからのアニメ視聴に大きな影響を与えそうな出来事も。年表にしづらいといえば、初めから第2期ぶくみで放映開始するアニメが目立ったのも今年の特徴か。『コードギアス』『ガンダム00』に『D.C.II』など、様々な理由から最初から第2期を予定して番組がスタートしている。こうした番組作りも今後の大きな流れになるだろう。また前述の『ヱヴァンゲリヲン』や『劇場版 アクエリオン』では、パチンコ業界のスポンサードがヒットの呼び水となっている。少子化もあってアニメのターゲットが高年齢層に傾きつつある証左だろう。そんな中、10周年を迎えた『ポケットモンスター』シリーズや15周年を迎えた『クレヨンしんちゃん』など、長寿アニメシリーズが節目の年を迎えている。アニメがこれからも作られ続けるためには新しいファンを育てる事が必要だ。ゴールデンタイムからアニメが次々と消える中、こうしたシリーズが長く続き、ファンを増やしてくれる事を祈ってやまない。

●1月
▼【TV】世界名作劇場復活(7日)
 BSフジの日曜19時半の枠で『レ・ミゼラブル 少女コゼット』の放映がスタート。1997年3月に『家なき子レミ』が終了して以来、「世界名作劇場」シリーズは10年ぶりの登場となる。
▼【ビジネス】スタジオジブリが海外アニメ配給へ(16日)
 「三鷹の森ジブリ美術館」は、今春から海外アニメ映画の配給を始めると発表。第1弾として3月にアレクサンドル・ペトロフ監督の新作『春のめざめ』を、続いて7月にミッシェル・オスロ監督の『アズールとアスマール』を配給・公開した。
▼【イベント】大藤賞に『鉄コン筋クリート』(18日)
 毎日映画コンクールが発表。大藤賞に『鉄コン筋クリート』、アニメーション映画賞に『時をかける少女』が選ばれた。
▼【ビジネス】GDHに大和証券系投資子会社およびソネットが出資(19日)
 大和証券SMBCの投資子会社、大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツと、So-netを運営するソネットエンタテインメントが、それぞれ約20億円、約10億円を出資。GDHの筆頭および第2位の株主となった。
▼【イベント】国立新美術館開館(20日)
 21日より「日本の表現力」展が開催。アニメ関連の展示も。
▼【TV】『RGBアドベンチャー』放映終了(21日)
 電子番組表、および番組の最後に「制作会社の都合により、放映を続ける事が不可能になりました。シリーズの途中ですが最終回となります」との異例の文章が出された。スタート前に2回のメイキングスペシャルを放映するなど、当初より制作の混乱がうかがえる編成だったが、全6話+番外編+総集編をもって、放映終了となった。
▼【訃報】わたなべぢゅんいち(22日)
 脳溢血により死去。44歳。アニメーター、演出家、モンスターデザイン、撮影監督等で活躍。『神曲奏界 ポリフォニカ』のチーフディレクターを務める予定だった。
▼【訃報】尾形英夫(25日)
 胃ガンにより死去。73歳。アニメージュ創刊編集長であり、アニメグランプリや『風の谷のナウシカ』等、徳間書店のアニメ事業に大きく関わった。

●2月
▼【TV】『Yes! プリキュア5』放映開始(4日)
 「プリキュア」新シリーズはタイトルから「ふたり」が取れ、ヒロインが5人に。ココとナッツという美男子が一部の女性ファンから注目を集める。
▼【訃報】星山博之(7日)
 62歳。脚本家。虫プロ文芸部出身で『機動戦士ガンダム』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』等を手がける。
▼【イベント】日本アカデミー賞を『時かけ』が受賞(16日)
 今年より新設されたアニメーション作品賞部門で、最優秀アニメーション作品賞に劇場アニメ『時をかける少女』が選ばれる。

●3月
▼【ひと】『ONE PIECE』ロビン役が一時交代(4日)
 山口由里子が産休によりロビン役を交代。この日より代役を小林優子が務める(8月20日放映分より山口が復帰)。
▼【ビジネス】バンダイナムコHD、角川グループHD、東映グループが株式の持ち合い強化(6日)
▼【訃報】小林恭治(8日)
 くも膜下出血により死去。75歳。声優、ナレーターとして活躍。「レンズはさぐる」などの科学啓蒙番組のナレーションで知られる。アニメでは『おそ松くん[旧]』のイヤミが有名。
▼『THE FROGMAN SHOW 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ』劇場公開(17日)
 Flashアニメ作家として活躍中のFROGMANの「THE FROGMAN SHOW」がついに劇場進出。
▼【イベント】東京国際アニメフェア2007開催(22日)
 数える事6回目の開催となる。同イベント主催のコンペティション・東京アニメアワードでは、アニメーションオブザイヤーに『時をかける少女』が選ばれた。
▼【その他】川本喜八郎人形美術館開館(25日)
 アニメーション作家・人形作家の川本喜八郎の人形を展示する美術館が、長野県飯田市にオープン。
▼【TV】『コードギアス 反逆のルルーシュ』放映終了(29日)
 人気が沸騰する中、数々のドラマを残したまま終了。7月に放映された24、25話でも決着はつかず、2008年放映予定の新シリーズへと持ち越された。
▼【出来事】『らき☆すた』監督交代を公表(30日)
 『らき☆すた』で初監督を務めていた山本寛が降板。制作を受け持つ京都アニメーションが自社のWEBサイトで「山本寛は、監督において、まだ、その域に達していないと弊社は判断し、交代いたしました。放送第5話から新監督武本康弘のもとスタッフ一丸となって作品制作をしていきます」と異例の発表を行った。山本寛は同社を退職、フリーに。

●4月
▼【TV】『ゲゲゲの鬼太郎』5度目のアニメ化(1日)
 鬼太郎は高山みなみが演じる。目玉親父のみ全作を通じ、田の中勇が担当。
▼【TV】テレビ東京系「ドラマ530」スタート(2日)
 長く続いたテレビ東京系6時台(2006年より5時半からのアニメ530)の月〜金1時間のアニメ枠だったが、一部が実写ドラマとなり、枠が事実上崩れた。
▼【TV】『おじゃる丸』10年目に突入。地上デジタル放送が16:9に(2日)
 すでにハイビジョン化はされていたが、16:9で放映されたのは今年が初めて。
▼【TV】『忍たま乱太郎』15年目に突入(2日)
▼【TV】『クレヨンしんちゃん』放映15周年(13日)
 8月3日には特撮番組「仮面ライダー電王」とのコラボレーションが実現したのも話題に。12月には劇場実写作品「椿三十郎」とのタイアップも。
▼【TV】『あたしンち』放映5周年(15日)
 10月には放映回数が200回を越えた。
▼【出来事】『グレンガラン』mixi日記の記述からプロデューサー降板(27日)
 『天元突破グレンガラン』のプロデューサー・赤井孝美が降板を発表。4話をめぐってmixi日記上につけたコメントから騒動になっていた。「視聴者全般を侮辱したり、2ちゃんねる掲示板そのものを貶める意図はありませんでしたが、結果として多くの方に不快な思いをさせ、心を傷つけた」として責任をとった。株式会社ガイナックスの取締役も併せて辞任した。

●5月
▼【ビジネス】東芝エンタテインメントが博報堂DY傘下に(1日)
 東芝エンタテインメントは、東芝の子会社から博報堂DYメディアパートナーズの100%子会社となった。6月1日よりショウゲートと商号変更。
▼【訃報】奥山玲子(6日)
 東映動画で活躍したアニメーター。1936年生まれ。近年は版画家として活動していた。夫は同じくアニメーターの小田部羊一。
▼【TV】『電脳コイル』放映開始(12日)
 “天才アニメーター”磯光雄のオリジナルにして初監督作品が、NHK教育のTVシリーズとして放映された。
▼【訃報】村越伊知郎(23日)
 76歳。テアトル・エコー所属の声優として活躍。『サザエさん』のノリスケ役で知られる。
▼【出来事】アーツビジョン社長逮捕・書類送検(28日)
 声優プロダクション・アーツビジョンの創設者である松田咲實社長が、先月4日に逮捕され、この日、書類送検された。昨年12月に、面接試験を受けにきた16歳の少女に声優として採用すると甘言で誘い、わいせつな行為をした容疑。松田社長は容疑を認めていると報道された。逮捕、報道を受けて、アイムエンタープライズ代表取締役、アーツビジョン代表取締役、日本ナレーション演技研究所代表取締役を引責辞任した。後、不起訴になったとの報道も。

●6月
▼【TV】『機動戦士ガンダム00』放映告知(2日)
 『地球へ…』の放映後に番組スポットが流れる。スタートに4ヶ月も先駆けて告知がなされるのは異例。
▼【訃報】羽田健太郎(2日)
 肝細胞がんのため死去。58歳。ピアニスト・作曲家として活躍し、「題名のない音楽会21」の司会としても知られる。アニメでは『超時空要塞マクロス』の音楽が有名。
▼【TV】『桃華月憚』で声優陣が脚本に参加(12日)
 この日初放映の11話他計3話を山本麻里安が、清水愛と能登麻美子が1話ずつを担当。他にも『ちょこッと Sister』『Myself; Yourself』でマンガ原作者・小説家の雑破業が、『天元突破グレンラガン』で劇作家の中島かずきが、『らき☆すた』で小説家の賀東招二が、『ヒロイック・エイジ』で小説家の冲方丁が参加するなど、異業種からの脚本参画が目立った。
▼【訃報】桶谷顕(24日)
 48歳。『エスパー魔美』等で知られる脚本家。末期の膵臓がんと診断され、2004年より長い闘病生活を送っていた。

●7月
▼【ビジネス】Production I.Gとマッグガーデンが統合へ(4日)
 Production I.Gとマンガ出版を手がけるマッグガーデンの経営統合がこの日発表される。11月1日にProduction I.Gが持株会社IGポートと商号変更し、新たに制作会社としてProduction I.Gが設立され、続く12月1日にマッグガーデンがIGポート傘下に加わるかたちで、経営統合がなされた。
▼【TV】『モノノ怪』放映開始(13日)
 『怪〜ayakashi〜』の1エピソードからのスピンアウト企画がTVアニメーション化。
▼【劇場】『劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキア ダークライ』公開(14日)
 今作で10作を数える長寿劇場作品となった。
▼【劇場】『河童のクゥと夏休み』公開(28日)
 原恵一が長年温めていた企画が、劇場アニメとして公開。11月には、今年度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞にも選ばれた。

●8月
▼【訃報】阿久悠(1日)
 尿管がんのため死去。70歳。著名な作詞家であり、作家としても活躍。アニメや特撮の主題歌も多く手がけ、特に『宇宙戦艦ヤマト』のオープニング、エンディングは有名。
▼【出来事】『瀬戸の花嫁』第17話、AT―Xで放映中止(30日)
 地上波では大過なく放映された『瀬戸の花嫁』第17話が、AT―Xで放映中止となった。理由について、「(地上波の)放送終了後、今回の話数に登場するキャラクターが、既に存在するキャラクターに酷似しており、『著作権侵害』ではないかとの指摘を、当該キャラクターの版権管理者より受け」、現状のままでの放映についての了承を得られなかったと公式サイトで説明された。AT―Xでは、11月に該当箇所を修正したものが改めて放送となった。該当のエピソードでは、特撮番組「仮面ライダーストロンガー」に登場するデルザー軍団の怪人を模した番長達が登場している。

●9月
▼【劇場】『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』公開(1日)
 100館以下のスタートながら、週末興行1位を記録する異例のヒットに。新宿では急遽大劇場に変更して観客増に対応した。
▼【ビジネス】円谷プロがTYO傘下に(12日)
 映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が、円谷プロダクションを買収すると発表。
▼【TV】『結界師』枠移動(10日)
 よみうりテレビ系の『結界師』が、この日の放映をもって、ゴールデンタイム・全国ネットから撤退。10月より深夜枠・ローカルネットへと移行した(日本テレビは11月より)。同番組は当初より視聴率が低迷していた。同時間帯は年内一杯、『名探偵コナン』の1時間スペシャルや、7年ぶりの新作となる『金田一少年の事件簿SP』などが放映され、2008年からは『ヤッターマン[新]』が放映予定。
▼【出来事】『School Days』最終回、放映見送り相次ぐ(19日)
 京都で16歳の娘が父親を刃物で殺害した事件を受けて、TVKは『School Days』の最終回12話の放映を急遽見送った。同局は各種報道で「最終回では、女子高生による暴力シーンがあり、血の色を赤でなく黒にするなど表現上、最大限の配慮をしていたが、京都の事件の直後でもあり、影響を考慮して休止を決めた」とコメント。他の地方局も同様に放映を見送り、結局、AT―Xのみ、視聴制限つきの放映となった。
 ちなみに、『桃華月憚』も局側の事情によりBS朝日で25話の放映が1週間見送られており(「放送上の都合により、内容を一部変更して」翌週に26話とともに放映)、前述の『瀬戸の花嫁』を含め、本年秋のエイベックス作品は御難続き。
 また、エイベックス作品ではないが、同じ事件の余波で『ひぐらしのなく頃に解』も放映を見合わせる局が出現、テレ玉、東海テレビではそのまま放映休止となっている。
▼【出来事】『アクエリオン』主題歌が話題に(22日)
 この日、『劇場版 アクエリオン』が公開。すでにOVAリリースされていた前編に後編を編集して、劇場公開に至った。前後して流れたパチンコのCMが評判となり、CM中で流れた『創聖のアクエリオン(エレメント合体Ver.)』が思わぬリバイバルヒットに。
▼【イベント】『カフカ 田舎医者』がオタワ国際アニメーション映画祭でグランプリ(23日)
 『カフカ 田舎医者』はアニメーション作家の山村浩二の新作。
▼【訃報】逢坂浩司(24日)
 病気療養中であったが、ガンのため逝去。44歳。『機動戦士Vガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』『ヒヲウ戦記』などで、アニメーター、キャラクターデザイナーとして活躍。BONESの取締役でもあった。

●10月
▼【訃報】北村弘一(2日)
 肺炎で死去。75歳。声優として長く活躍。アニメでは『小さなバイキングビッケ』のウローブじいさん、『無敵鋼人ダイターン3』のギャリソン時田、『タッチ』の西尾監督などが有名。
▼【TV】『機動戦士ガンダム00』放映開始(6日)
 監督・水島精二シリーズ構成・黒田洋介、キャラクター原案・高河ゆんというスタッフ陣容、『ガンダム』シリーズ初の「西暦」の採用などが話題に。
▼【出来事】AICから制作資料が流出(8日)
 ファイル交換ソフトを通じて、AICからと思われる制作資料がネット上に流れ、話題に。制作金額やスタッフへの評価などが記載されている生々しいものであった。「個人情報漏洩事故に関するお詫び」が社長名義で公式サイト上に掲載され、本物である事を事実上認めた。
▼【TV】『人造昆虫 カブトボーグV×V』終了(11日)
 「毎回が最終回」と言われ、一部で注目を集めた異色のアニメが本当の最終回を迎えた。
▼【出来事】『こどものじかん』放映開始前後に混乱(12日)
 12日(11日深夜)より放映スタート。原作は女子小学生と教師との挑発的なラブストーリーを描いたマンガ。当初放映を予定していたテレ玉、AT―X、三重テレビは、社会情勢への配慮等を理由に、直前で放映を見送る形に。地上波はKBS京都、チバテレビのみでの放映となった。さらに、こうした事態に対し制作側が表明したコメントが、「誤解や混乱を招」(公式サイト)く事となり、お詫びの掲載と公式ブログの一部を削除という、さらなる騒動を招いた。
▼『ポケモン』10周年(4日)
 この日で『ポケットモンスター』シリーズが放映10周年を迎えた。
▼【出来事】JAniCA設立(13日)
 日本アニメーター・演出協会がスタート。この日、設立発表が行われた。スタジオライブ社長の芦田豊雄が世話役となって生まれた団体で、アニメーターと演出家の生活向上を目指すとの事。具体的な活動内容についてはまだ未定。

●11月
▼【ビジネス】バンダイナムコHD、バンダイビジュアルの株式公開買付けを実施(8日)
 これにより、バンダイビジュアルの完全子会社化、株式上場廃止を意図する。
▼【訃報】高橋資祐(8日)
 高橋資祐演出家・アニメーター。肺がんにて死去。66歳。タツノコプロを経て、後年はぴえろ作品を中心に参加していた。
▼【訃報】三沢郷(20日)
 三沢郷は作曲家。79歳。「サインはV」の作曲家として有名。アニメでは『デビルマン』『エースをねらえ!』などで知られる。
▼【出来事】「SDガンダム」シリーズの欠番が発覚(23日)
 この日、「機動戦士SDガンダム コレクションボックス」が発売。『SDガンダム猛レース』は収録されておらず、欠番となっている事が明記された。当該作品がパロディ元となった作品に酷似しているところがあるための措置と見られる。
▼【ひと】声優の離婚報道、スポーツ紙で相次ぐ(28日)
 この日のサンケイスポーツで山寺宏一、かないみかの夫婦が昨年に離婚していた事が分かった、と報道された。また、12月10日にはスポーツニッポンで「『名探偵コナン』声優と原作者が離婚」として、高山みなみとマンガ家・青山剛昌の離婚が報じられた。

●12月
▼【出来事】BS11開局(1日)
 新たにBSデジタル2局が開局。特に、ビックカメラ、毎日新聞社等が出資し、元バンダイ社長の山科誠が社長を務めるBS11は、アニメを番組編成の柱のひとつに据えており、注目を集める。
▼【劇場】『空の境界』第1章スタート(1日)
 『劇場版 空の境界 the Garden of sinner』シリーズの公開がスタート。全7章という大胆な公開形態が注目される。現時点でほぼひと月ごとに第3章までの公開時期が決定している。
▼【出来事】『らき☆すた』公式参拝(2日)
 『らき☆すた』の舞台となった鷺宮神社を、制作陣が公式参拝。鷲宮町商工会が町おこしとしてグッズの販売やイベントを行うなど、異色のコラボレーションが話題に。
▼【出来事】芸大大学院、アニメーション専攻設置を発表(4日)
 東京藝術大学は大学院映像研究科に来年度よりアニメーション専攻を開設する事を発表した。アニメーション専攻をおくのは、国立大の大学院では初めての事。教員には伊藤有壱、山村浩二らを予定。
▼【ひと】ラレコ、正体を明かす(15日)
 ラレコはWEBアニメ『やわらか戦車』『くわがたツマミ』で著名なアニメーター。これまで年齢性別不詳であったが、この日、NHKの「トップランナー」に出演。素顔を見せ、1971年生まれの男性である事を明らかにした。


(06.12.28)

 
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編集・著作:スタジオ雄  協力: スタイル
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