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アニメ本・聞いた・見た・買った（36）
早くも登場、夏の劇場作品関連本

　またまた取り上げ損ねた本の紹介から。
　すでに４月末の刊行だが、柳生すみまろ監修「ディズニーアニメーション大全集　完全版」（講談社）は、ディズニーの長編を中心としたカタログ。キャラクターファン向けのムックと思いきや、初期作品やアニメーターをふくめた制作者の紹介なども網羅しておりなかなかの充実ぶり。素晴らしいのは索引までついている点だ。もちろん、各作品のビジュアルも豊富。版権管理が厳しいことで知られる同社の作品は、それゆえに出版もなかなかこれと言った本がないが、そんな中で、これは重宝する１冊だろう。
　さて、５月上旬は注目の作品の書籍が２冊。
　『RED GARDEN』に続くプレスコ方式が奏功し、丁寧で妙に味わい深い作品となっている『紅』。その「紅　公式ファンブック」（集英社）が23日に発売になる。アニメの話題も掲載される模様だ。スーパーダッシュ文庫の１冊として発売されるので、注意したい。
　続いて、すでにプロモーションがスタートしている『スカイ・クロラ』。押井守監督、森博嗣原作などで話題の夏の劇場作品だ。そのガイドブックが早くも登場。「スカイ・クロラ　オフィシャルガイド　Surface」（中央公論新社）は、25日の発売予定。なお、これはあくまでガイドで、本格的な書籍も公開後に予定されている。
　最後に、すでに一度触れた、話題の超弩級書籍「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序　全記録全集」（カラー）。その発売日が15日に決定。公式サイトでサンプルを見るだけでわくわくする。どんな内容になっているのか楽しみだ。
　ここで紹介した本は刊行済みのものを除き、タイトル、発売日ともすべて予定で、変更される可能性がある。購入する際には、店頭などで現物を確認してほしい。そのほかの本の予定はこちら。（Ｂ）

(08.05.09)

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