最新長編『スカイ・クロラ』の公開を前に、押井守監督の代表作『GHOST IN THE SHELL』が全く新たな装いでスクリーンに復活する。監督自らの監修のもと、最新デジタル技術を駆使して全編リニューアルを施した新バージョンだ。今回の『2.0』版では、制作当時には技術的に難しかった表現をCGで実現。全シーンにわたってデジタルエフェクトが施され、色彩や奥行きなどの面で、オリジナル版よりもさらに緻密な世界観が表現されているという。音響にはハリウッドで活躍するサウンドデザイナーのランディ・トムが参加し、アナログ4.0chからデジタル6.1chへとグレードアップ。台詞もリニューアルされ、オリジナル版では家弓家正が演じた人形使い役を、新たに榊原良子が演じている。押井ファンはもちろん『攻殻』ファンも見逃せない「新作」だ。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』
2008年7月12日(土)新宿ミラノ他にて限定公開