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アニメ本・聞いた・見た・買った(45)
見よ!ロボットアニメ関連書勢揃い


 9月下旬から10月にかけては番組改変期間近ということもあって、様々なアニメ関連書が出版される。さくさく紹介していこう。
 まずは前回紹介し損ねた本から。「テレビアニメ D.GRAY-man 公式ビジュアルコレクション 道化ノ聖画」(集英社)が発売中。タイトルどおり、イラスト中心の本だが、声優座談会など企画記事もある。
 イラストと言えば気になるのが、「ゼロの使い魔〜双月の騎士〜 ルイズ写真集」(一迅社)。『グレンラガン』の女性キャラクターの写真集が好評だったのだろう。藤井昌宏の描き下ろしが10点収録される。20日の発売。
 最近“ロボットアニメが少ない現在”と書かれてる文章を目にした。実際にはコンスタントに放映されているので、これは執筆者の勘違いだが、かつてのアニメブームの時期に比べ、ロボットアニメが存在感が薄くなっている、というのは誰しも感じるところだろう。そんな中、巡り合わせか、9月下旬は、ロボットアニメのムックが目白押しだ。
 「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ VISUAL BOOK」(ホビージャパン)は、DVD最終巻リリースに合わせての出版。3DCGによるロボットアクションが売りのひとつとなった同作だが、どういう切り口で取り上げてくれるのか興味津々。16日の発売。
 続いては「鉄のラインバレルアニメBOOK」(秋田書店)。話題の秋新番のスターターブックだ。マンガ単行本と同サイズなので、注意されたい。
 同じ19日発売なのが「マクロスF OFFICIAL FILE 1」(学習研究社)。スマッシュヒットとなったマクロスシリーズ最新作の公式ガイドブック。前半までの解説が中心だが、クライマックス情報も掲載とか。
 マクロスとくればガンダムも。「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 4years after」(角川書店)は、“ファーストシーズンからセカンドシーズンへいたる、キャラクターと世界の変化を、放送開始前に詳細解説!”とか。
 ガンダム関連本をもう1冊。「機動戦士ガンダム00 メカニックレポート」(双葉社)。ロボットアニメ専門ムック「グレートメカニック」の関連書だ。メカニックの魅力や世界観の魅力はもちろん、“仕事としてのメカデザイナー”にも迫るという。29日の発売。
 最後に今月の目玉を紹介しよう。「アニメーター逢坂浩司 イラスト&ワークス」(角川書店)。昨年亡くなったアニメーター・逢坂浩司の画業を振り返るメモリアルイラスト集だ。キャラクターデザイン作品の版権イラストはもちろん、“デザイン画、レイアウト、原画、作監修正等を幅広く収録”したという。すでにカバーがネット上などで公開されているけれども、コラージュによるものだろうが素晴らしい。期待の1冊だ。24日刊行予定。
 ここで紹介した本は刊行済みのものを除き、タイトル、発売日ともすべて予定で、変更される可能性がある。購入する際には、店頭などで現物を確認してほしい。そのほかの本の予定はこちら。(B)


(08.09.12)

 
 
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