板垣伸のいきあたりバッタリ!

第223回
先週のイベント

先週木曜日(6月23日)は久々にアニメスタイルイベントにお邪魔させていただきました。去年の年末は吉松(孝博)さんの忘年会に顔を出せなかったので挨拶しにいく感じも兼ねて

 が、やっぱり仕事場へ戻る際、

って悶えてました。やっぱり今石さんとか吉松さんみたいに上手く喋れなかったからです。思えば自分、小学生の頃から人前へ出るのが大の苦手。そもそも画を描くのがいちばんリラックスできるってのもお客さんが目の前にいないからで、今そこにいるお客さんにリアルタイムでエンターテイメントを提供できるんならアニメーターなどにならず、ハナから芸能人目指してるって! あと、俺自身が人前へ出て行って喜ばれるハズもないのです。だいぶ前にもここで書いたと思いますが、板垣は自分の監督作のイベントでも出演はできるだけ断ります。雑誌などのインタビュー取材でも受ける条件が「写真はNG!」ですから。例外として今まで2〜3回ほどイベントやメイキングなどに顔出ししてしまってますが、それは同席したクリエイターさんらが顔出ししてるのに自分だけモザイクや口元だけの寄りってわけにはいかなかったからでした。とにかく基本的に人前に出るのが苦手なんです。
 そう言えば『BLACK CAT』の時、原作者・矢吹健太朗先生との対談記事が組まれた時は、矢吹先生自身も「写真NG」だったので自分も写真出さずに済んだんです。その際は板垣の、

て提案でいい感じになんの違和感もなくお互い似顔絵で対談しました。
 それとは逆に失敗例で言うと、『砂ぼうず』DVDブックレットインタビューの時は、受ける条件として「写真NG」を言い忘れてたものだから、取材中不意に写真を撮られて、写真を載っけられてしまいました。

しかも、なんの準備もしてなかったため、髪が寝癖いっぱいで!

 ま、アニメーターも人前に出るの、慣れといた方がいいかもしれませんね。

(11.06.30)