第253回
『ベン・トー』の話(11)
1月某日、アニメ『ベン・トー』の打ち上げがありました!
——な夜でした。『BLACK CAT』の時以来お世話になってます、樹想社・大徳哲雄さんや集英社・渡辺直樹さんにも挨拶(らしい事はできなかったかもしれないけど)しましたし、
もちろん、ライターの皆さんや作画・美術・仕上げ・撮影の皆さん、david production沖浦社長に梶田P・笠間制作P以下制作部の皆さん、そして制作委員会の皆さん——その他この作品に関わってくださったすべての方々へ
ありがとうございます! 本当にお疲れさまでした!!
で、前回からの続きで#10の話。自分の中で#10〜#12は最終回に向けての前編・中編・後編な3部作的なイメージだったと記憶してます(構成案提出時の記憶)。原作3巻のオルトロス編を
#10:謎の超強敵オルトロス現る〜
多少マイナスイメージで登場する沢桔姉妹!
#11:#10のマイナスイメージから「あれ、この姉妹悪くないかも?」〜じゃ、本当の悪は!
#12:ああ、やっぱり沢桔姉妹はよい子!〜悪を倒し大団円!
と構成したわけです。まず#10は、前話2話分(#08、#09)でバトルがなかった分、たっぷりアクションを堪能してもらおうかと、結構頑張ってアクションのラフ原をチェックしまくりました。Aパートはアクションというより難しいレイアウトのチェックを20カットほど(?)、Bパートはアクションを中心に150カットほど(?)、かなり手を入れてタイムシートもイジりました。ホント、アクションのラフ原を直すのは、自分、なんのストレスもないので、ただただ時間が欲しかっただけ——って事は本音を言うと時間切れで直しきれなかった部分があるって事なんですが。
うーん。とりあえずこの原稿も時間切れって事で!
(12.02.09)