【EVENT】オールナイト「BONES SPECIAL」開催
イベント報告&感想メールです!

 アニメスタイルと新文芸坐の共同企画によるオールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクション Vol.2 BONES SPECIAL《TVから劇場作品への飛躍》」が、2009年9月21日(月)に開催された。上映作品は、『ESCAFLOWNE』『ラーゼフォン 多元変奏曲』と、今年公開されたばかりの『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』。3作ともフィルムでの上映だった。
 3作とも、BONESが手がけたTVのロボットアニメを元にした劇場作品(『ESCAFLOWNE』はサンライズ製作の作品で、BONESはアニメーション制作を担当)だが、それぞれオリジナルのシリーズに対するアプローチの仕方が違っている。今回のプログラムには、その違いを楽しむという狙いもあった。
 上映前にはトークショーがあり、出演者はBONESの南雅彦プロデューサー、京田知己監督、本誌編集長の小黒祐一郎。制作秘話だけでなく、笑いも交えた、楽しいトークとなった。

■EVENT DATA

新文芸坐×アニメスタイル セレクション Vol.2
BONES SPECIAL《TVから劇場作品への飛躍》

会場

新文芸坐

日時

9月21日(月)夜22時30分〜

上映作品

『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』、『ラーゼフォン 多元変奏曲』、『ESCAFLOWNE』

トークショー
出演者

南雅彦プロデューサー、京田知己監督、小黒祐一郎(本誌編集長)

 以下に、来場されたお客さんからいただいた感想メールを掲載する。なお、掲載にあたり、改行などに手を入れさせていただいた。

■感想メール

キャタピラなぎさ

ご出演のみなさま、楽しいトークをありがとうございました。
(「1年でやろうやー」のくだり、「真綾!!」「えーーーー!?」のくだり、とても楽しかったです)

思いつくまま、各作品の感想を。

エウレカ。
劇場の大画面で見るサーカスの爽快感!!!!
やっぱり凄かったです。
ふわりと腰が浮くような感覚さえしました。
アトラクションでもないのに
「ひーーーー!! おちるおちるおちる!!」
と思わず足を踏ん張る感じ。
あの感覚はやはり劇場でないと味わえないですよね。

ラーゼフォン。
また泣きました。
人の記憶と時間の話はずるいです。
絶対に泣いてしまうもの。
劇場でみるとキャラクターたちの心情がこれでもかと伝わって来ます。
さらに、いい音響で聞くいい音楽にも盛り上げられてまた泣きました。

エスカフローネ。
ビデオで見たときの印象ではオープニングのアクションシーンがもっと暗かったと記憶していたのですが、今回劇場で見て、光と影の見え方に息をのみました。

画質とか画郭とか、普段あまり気にする事なく見ていたのですがトークショーで京田監督、南プロデューサーのおっしゃっていた、「劇場版の映像というのはフィルムで見たときがベストな状態になるように作っている」というのは、こういうことだったのか?!!と思いました。

私はエウレカ以外はビデオやDVDでしか見たことがなかったので、今回見ることが出来て本当によかったです。

諸々のご関係者のみなさま、いいイベントを開催してくださってありがとうございました。

また、イベントとは関係ないのですが、新文芸坐さんがとてもキレイな映画館で良かったです。
おかげで女子ひとりでも快適に過ごせました。
実は、場所がらと普段かかっている映画のシブさから結構古い施設なのでは?? と少し心配していたのですが、とてもキレイで安心しました。
前の座席とのスペースも割と広めですし、ロビーもトイレもきれいなのでオールナイトでの長時間の滞在も快適でした。
行ってみてよかったです。

アニメスタイル読者の女子で行ってみたいけどどうしようかなと迷っている人がいたら、是非参加してみてほしいです。
オールナイト上映はやっぱり特別なものだと思うので。

3本目のエンドロールが流れ終わったあとの、
「……はぁーーーーっ。……やっっっぱり良かったねぇーーーー!!」
という溜め息のようなあの感覚と達成感は、長時間にわたって、その時間と空間を共にしたファン同士だからこそ共有できる感動だと思います。

次回も楽しみにしていますね!!

菜山

ボンズの大ファンだったので参加させて頂きました。
初めてのオールナイトだったのでドキドキでしたがとっても楽しかったです!
年齢ギリギリだったので、自分ちょっと浮いてたかもしれませんが;(前から2列目に変な子がいたはず笑)

アニメスタイルは毎日見ていたので、編集長に会えたのも嬉しかったです! 想像以上に素敵な方でした〜(良い人!!)
特に笑ったのは、京田さんの真綾発言で「えー」ってなった時とか、南さんのけいおん!話ですかね(笑)
印象に残ってるのは、時代に沿った?作品についての話。
でもボンズ好きの私としては、時代に流されないで……というかボンズが時代を作っていってほしい!!という気持ちが…!(難しいですが;)
最近はオタク向けのマニアックな作品が増えているので、それもそれで面白いのですが、やはり、一般人にも胸を張って見せられるものを作っていってほしいです(普通の親と子で楽しめるような)。
でも、ロボットは突き通してほしい(笑)

とにかく、最初から最後まで笑いっぱなしでした! トークショーだけでオールナイトしてもいいです! とも思ったり。
東京に来る機会があれば、また参加したいなーと思います。
編集長ともお会いしたいので!(´`*)

それでは、駄文失礼しました。そして、楽しい一夜をありがとうございました。

北村翔太郎

今回参加させていただいて、作品を面白いと思うことって不思議なものだなあと感じました。

私は今回上映された作品は3本とも観たことがあったのですが(『エスカフローネ』『ラーゼフォン』はレンタルのみ)、『エウレカセブン』に関してはTVシリーズのエッセンスを感じることができず、正直あまり面白くないというのが初見の感想でした。しかし京田監督や南プロデューサーの話を聞き、前の2本を見た後になると、エウレカにこめられたエッセンスを流れのままに感じ取ることができました。しかもそれは自分が最も好きな類のものだったのです。どうして初めて観たときにそれを掬い上げられなかったのでしょうか。

前回もそうでしたが、このイベントのおかげでいつもの自分とは違った感覚で作品に触れることができました。自分の中にもいろんなアンテナがひしめき合っていて、固定してしまうと見落としてしまうモノがたくさんあるのだということに気がつくことができました。

潮田貴大

自分は「エスカフローネ」や「ラーゼフォン」は、初めて見たのですが、とても面白かったです。
そして、「交響詩篇エウレカセブン」はTV版をリアルタイムで見てファンになり、映画版もコレで6回目なのですが何度見ても泣いてしまう良い作品でした。
京田監督の次回作もとても楽しみにしています。

大鳥HIPケイノスケ

アニメスタイルセレクションは今回始めての参加でしたが、お三方のゆるーいトークセッション含め非常に楽しめる物となりました。
ロフトプラスワンのイベントは何度も参加させて頂いております。

今回はBONES特集という事より、京田監督の銀幕作品を2本再見出来るという理由で参加しました。僕と京田監督の意識的な出会いはラーゼフォン映画版になります。散在した感のあるTVシリーズをかなりの勢いで纏めあげた事で、非常に評価に値すると思いました。
エウレカセブンはTVシリーズを日曜朝7:00から毎週楽しみにしており、
TVに噛り付いてました。
エウレカセブン映画版はファンにとって賛否両論と聞いてます。
僕も実は新宿で初日に観た時には、情報が多すぎて消化不良の部分がありました。
劇場で2桁以上見たのですが、観れば観る程泣けるスルメ映画となりました。
また、観る事を何度も重ねる事により、映画版の創り方が紐解かれ、いかに京田監督がエウレカセブンという作品を自分自身大切にしているか! という事に気づかされました。
当たり前の話ですが、作品を作るクリエイターの方々にとり、その作品は自分の子供同然と思います。その子供を非常に大事に愛している京田監督の姿勢が満喫した映画版になっていると思います。しかも、成長させましたし……。
自分の置かれる環境(人・物・金)を鑑みた上でも、誰よりも一番大きな愛情を持って映画版を創り上げた事が確認できて非常に嬉しい作品となりました。
また、今回のトークセッションにて南プロデュサーがその上に立ち、非常にうまくクリエーターさん達を纏めている事も知りました。
音楽の話でのTVシリーズでのカウンターカルチャー=テクノよりの脱却部分の話も非常に興味深いものでした。
エスカフローネは初見でしたが、これも非常に面白かったです。

僕は、京田監督にもう1点評価している点があります。
それは、BONES作品のOP+EDであります。特に1期ハガレンの2nd-OPが大好きです。
ファンの事と作品の温度を考えた最高のOPコンテと思います。
そんな数々のクリエイターさん達のOPやED特集なんかも
今後アニメスタイルイベントにて味わう事が出来ますと幸いです。

今石監督も大ファンですので、映画の休憩時間に次回のチケット購入しました。
今後も時間の許す限り、〈モカ〉を持参して参加する予定であります。
小黒編集長のセレクション楽しみにしています。

P.S.昨日の金田さん追悼イベントも最高でした。

よもぎ

9月21日に行われたボンズオールナイト上映会に参加させていただきました。
大変面白い上映会でした。
ボンズの代表作といえる3作品を一度に見れる機会は今後もないと思うので、有意義な時間を過ごせたと思います。

3作品とも典型的な少年少女冒険譚をベースにした心躍る良い作品だと感じました。
幅広い世代の人に受け入れられ、また時間が経っても色あせない普遍的な感情をストレートに描いているところがとても好きです。

最近ではそういった作品が全体の割合として少なくなっているように感じるので、こういった奇をてらっていない正統派のストーリーが丁寧に作られているのはアニメファンとして嬉しいです。

今回は普段アニメを見ない友人を誘っての視聴でした。
トークショーに至っては「全然分からなかったけど、真ん中の人が面白いってことだけは分かった」と言っていました。
また作品についてはエウレカが面白かったとも言っていました。
自分も3つのなかではエウレカが一番好きです(TVシリーズではエスカが一番好きなんですが……)。

ボンズのオリジナル作品については、他の作品からの影響(あるいはリスペクト?)を感じることがあります。
それらの作品から受けたスピリットのようなものがにじみ出ているのでしょうか。

自分は今後、ボンズの作品から影響を受けた新たな作品が現れてくるのではないかと思っています。
その新たな作品たちがどんなボンズスピリットを受け継いでいくのか、どんな解釈でどんな進化を遂げて行くのか、それが今後の楽しみでもあるなあ、と思っています。

長くなりましたが、今後も素敵な企画を楽しみにしています。

(09.10.02)