「TWILIGHT」はアニメーターであり監督でもある、なかむらたかしさんのマンガ単行本です。掲載作品は、1980年代半ばに「モーションコミック」(徳間書店)という雑誌に発表された中編「夢の中へ」、短編「その空間…」「亜星人2.9」。1985年〜87年に「コミックモーニング パーティ増刊」(講談社)で発表された連作短編シリーズ「星の風」の6作品。そして、新作描き下ろしの「TWILIGHT」。なかむらさんが商業誌で発表したマンガ作品の大半が収録されています。
「夢の中へ」「その空間…」「亜星人2.9」の3作品は、当時単行本にまとまっていますが、「星の風」は今回が初めての単行本収録になります。ファンでも読んだ事のない人が多いはずです。
「TWILIGHT」著者:なかむらたかし |
1955年生。山梨県出身。アニメーター・演出家。『幻魔大戦』『Gライタン』『未来警察ウラシマン』『迷宮物語』等で見せた緻密かつ高密度のアニメートは、多くのファンやアニメーター達に衝撃を与えた。『AKIRA』の作画監督や『ピーターパンの冒険』のキャラクターデザインを経て、『バニパルウィット』から本格的に監督としての活動をはじめる。近作に、オリジナル作品『パルムの樹』『ファンタジックチルドレン』がある。タツノコプロから、アニメルーム、パルムスタジオ等を経て、現在はフリー。