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		「ジャンプ」系アクションアニメの最新型　次のイベントの予習も兼ねて、平田敏夫さんのロングインタビューを再録しました（初出「アニメージュ」）。平田さんの代表作である『金の鳥』『ボビーに首ったけ』についての話は勿論、昔の東映動画時代の話も興味深いエピソードが多いですよ。ニュースは『音響生命体ノイズマン』が遂にDVD化になるという話題。「DATA BASE」は『映画クレヨンしんちゃん』第１～10作目までのスタッフデータをアップしました。お役立て下さい。　で、今回のヒトコトは本当に一言。　先日放映された『NARUTO』48話「我愛羅粉砕!!　若さだ！パワーだ！爆発だ！」は、最近注目を集めている都留稔幸、鈴木博文コンビのエピソードだった（演出・絵コンテ／都留稔幸　作画監督／鈴木博文）。物語的なテンションが無闇に高いわけではないので、大傑作というわけにはいかないが、外連味とリアルっぽさを兼ね備えたアクションと、3DCG背景を効果的に使ったカメラワークが秀逸。これが『DRAGON BALL』に始まり、『幽★遊★白書』『NINKU』等で進化してきた「ジャンプ」系アクションアニメの最新バージョンなのだ。都留稔幸と鈴木博文が「3DCG背景」の役職でもエンディングにクレジットされているのに注目。積極的な作画や演出のスタッフは、今後もこのように背景や特殊効果、あるいは撮影に踏み込んでいく事になるのだろう。都留稔幸は今秋の新番組『ガングレイヴ』で監督を務める。こちらもどんな仕上がりになるか楽しみだ。　もう一つ、別の話題。本来ならニュースとして取り上げるべきなのだけど、ついさっき情報が入ってきたもので、ここに書く。松尾芭蕉の連句を内外35名のアニメーション作家が映像化した『冬の日』のDVDがリリースされる模様。本当に凄いメンバーが参加している。詳しくは以下のサイトを。 [紀伊國屋書店製作ビデオ・DVD作品一覧] http://www.kinokuniya.co.jp/02f/d12/2_12000m.htm （03.09.05）