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『アニメの作画を語ろう』第1部完結 |
前回の「animator interview 森本晃司」までで、「アニメの作画を語ろう」は第1部が完結です。お気づきの方もいるかと思いますが、「animator interview」で、ここまでに登場した5人は、いずれも『AKIRA』に関わったアニメーターでした。
90年代のリアル系の作画とは何だったのか、というのが「アニメスタイル」のテーマのひとつです。90年代にアニメ作画にどんな変化が起きたのか、『御先祖様万々歳!』や『THE八犬伝』の作画は何が新しかったのか、等について考えていきたいと思っています。
「animator interview」の最初の5本の記事は「『Gライタン』等のなかむらたかしの仕事」、『AKIRA』、『御先祖様万々歳!』、『THE八犬伝』をポイントの作品として考え、検証するという色の濃いシリーズでした。この取材を進めていくうちに、なかむらたかしの仕事や、『AKIRA』がアニメ作画に与えた影響は、私達が想像していたよりも大きいようだ、という事も分かりました。まだまだ検証すべき事は多いですが、今回の一連の記事は90年代のリアル系の作画について考えるためのきっかけにはなったと思います。
勿論、上記の作品だが近年のリアル系作画の全てではありませんし、リアル系作画以外にも取り上げたいテーマはいくつもあります。今後の「アニメの作画を語ろう」では、もっと幅広く、色々な角度から作画やアニメーターを取り上げていくつもりです。
次回登場するのは『宝島』のオープニング、エンディングや『ロボットカーニバル』の「CLOUD」等で知られる大橋学です。(黒)
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