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昨年に続き、今年3月に開催され盛況だった東京国際アニメフェア。来年3月には「東京国際アニメフェア2004」が予定されており、恒例行事として定着しつつある。
それと関連したイベントが８月29日（金）〜９月5日（金）の１週間、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館を会場に開催される。題して「TAF2003 東京アニメアワード フィルムフェスティバル」。コンペティション部門「東京アニメアワード」受賞作品を入場無料で一挙上映、ゲストの来場やプレゼントもあり。上映作品は以下の通り。
●「東京アニメアワード」受賞作
【ノミネート作品】
劇場部門
最優秀作品賞『千年女優』
優秀作品賞『猫の恩返し』
TV部門
最優秀作品賞『花田少年史』
優秀作品賞『オーバーマン キングゲイナー』『犬夜叉』
オリジナルビデオ部門
最優秀作品賞『戦闘妖精雪風』
優秀作品賞『ルパン三世 生きていた魔術師』『ジョジョの奇妙な冒険』
【公募作品】
アニメ作品部門
優秀作品賞『小川のメダカ』（村野守美）
優秀作品賞『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』（神山健治）
優秀作品賞『水のコトバ』（吉浦康裕）
学生部門
最優秀作品賞『Say my name』（ジョン・ミンヨン）
優秀賞『しももも』（赤木沙英子）
パイロット部門
優秀作品賞『Doggy Poo』（リ・マンボク）
特別部門
表現技術賞『雲のむこう、約束の場所』（新海誠）
新人賞『風雲猫忍録』（荒船泰廣）
特別部門企業賞
＠NetHome賞『Starlight Cabin』（キム・ヨンジン）
サッポロビール賞『スキージャンプ・ラージヒル・ペア』（真島理一郎）
東京ビッグサイト賞『コアジサシ飛行倶楽部』（室井康雄）
ノミネート作品受賞作からは、一昨年12月から昨年11月までに国内公開された作品のうち、選ばれた８作品を特別上映。公募作品については、賞に選ばれた国内外のアニメーション全11作品がまとめて上映される。
公募部門のグランプリ作品のうち、村野守美監督の『小川のメダカ』は、宮城県の「石ノ森章太郎ふるさと記念館」で上映されているマッドハウス制作の短編アニメ。漫画家としても著名な村野守美の久々のアニメ監督作となる。『水のコトバ』は自主アニメ作家・吉浦康宏（STUDIO六花）による、3Dと2Dの技法を融合させた群像密室劇。
パイロット部門で受賞の『Doggy Poo』は、犬のウンチが主人公のクレイ・アニメーション。韓国でベストセラーとなった児童文学を原作に、韓国教育放送公社（EBS）が製作したTVアニメ。その他、韓国からは出品・受賞作が３本エントリーしている。
また特別企画として「韓国アニメビジネスワークショップ」や「日・韓最新アニメプレゼンテーション」、「『攻殻機動隊 STAND
ALONE COMPLEX』最新エピソード先行上映イベント」なども開催予定。タイムテーブル等の詳細は、下記のサイトでチェック。
●関連サイト
東京国際アニメフェア2004
http://www.taf.metro.tokyo.jp/
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