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■イタリアアニメ映画祭開催
ブルーノ・ボツェット作品が多数上映
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イタリアのアニメーションと聞いて、イメージがすぐに思い浮かぶ人はそうは多くないはずだ。その“知られざる”イタリア・アニメーションに触れられる上映会が東京都写真美術館で12月18日から開催される。上映作品が100近くを数える、ここまで大規模な上映会はなかなかない。
目玉はなんと言っても、ブルーノ・ボツェット作品のまとまった上映だ。ブルーノ・ボツェットは、恐らくは日本で最も有名なイタリアのアニメーション作家だろう。『ファンタジア』に想を得た『ネオファンタジア』は特に有名で、日本でもかつて劇場公開された。加えて、カトゥーン的な「ミスター・ロッシ」シリーズや、ショート・フィルムなどが多数上映される。また、山村浩二がボツェットについて語るプログラムも予定されているようだ。
他にも、1960年代の作品から、今年の広島国際アニメーションフェスティバルで上映された最新作まで、多数のプログラムが予定されている。各映画祭で賞に輝いた作品も多い。イタリアのアニメーションの全体像を知るまたとない機会。ぜひ足を運んでほしい。詳しい上映スケジュールは公式サイトを参照の事。
なお、『ネオファンタジア』は、映画祭終了後、来年１月に単独上映も予定されている。著名作品にもかかわらず、国内ではソフトが手に入らなくなって久しいだけに、こちらもチェック。
イタリアアニメーション映画祭
会 場：東京都現代美術館
期 間：12月18日〜26日（月曜休館）
料 金：前売各1100円、当日各1500円
問合せ：読売新聞東京本社事業開発部 03-5159-5886
●関連サイト
イタリアアニメーション映画祭
http://event.yomiuri.co.jp/2004/italia_af/frontpage.htm
東京都写真美術館
http://www.syabi.com/
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