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■映画『PARTY7』のオープニングに注目!
小池健は「マッドハウスの隠し玉」 |
今月公開される石井克人監督の実写映画『PARTY7』のオープニングに、約5分程のアニメーション映像が使われているのだが、これが、かなりイカしている。
オープニングの絵コンテは石井克人監督自身が担当、アニメーション制作はマッドハウス。アメコミ調のキャラクターとディフォルメの効いたアクション、ワイルドかつスタイリッシュなセンスが詰め込まれたフィルムで、映像の密度もかなりのもの。トリッキーな作画や刺激的な映像が好きなアニメファンには、是非とも観てもらいたい作品だ。
このオープニングのアニメーションディレクターとキャラクターデザインを務めたのは、マッドハウスの小池健(こいけ たけし)。丸山正雄プロデューサー曰く、彼は「マッドハウスの隠し玉」なのだそうだ。
小池健は1968年生まれ。動画時代からマッドハウスに籍を置き、『MIDNIGHT EYE ゴクウ』『獣兵衛忍風帖』『バンパイアハンターD』等の川尻善昭作品に原画として参加し、主に派手なアクションシーンを担当。『MEMORIES』の「最臭兵器」等にも原画として参加している。『PARTY7』のオープニングでは原画の大半と、色彩設計も担当。キャラクターデザインや演出を担当したのは、このオープニングが初めてだ。
彼は学生時代から金田伊功の独特の作画に惹かれていたのだが、いわゆる金田アクション的な作画をする機会は、これまでほとんど無かった。『PARTY7』では金田アクションのテイストを取り込み、消化し、オリジナルのアクションを作り上げている。石井克人監督も、金田伊功のファンであり、今回のビジュアルの方向性に関しては大賛成だったのだそうだ。
ちなみに『PARTY7』のオープニングには、原画として川尻善昭、『アレクサンダー戦記』のピーター・チョンも参加している。
『PARTY7』は、12月16日(土)よりシネセゾン渋谷、12月23日(土)よりテアトル梅田他で公開が開始される。公式ホームページでは、オープニングのキャラクターや、特報の映像等を観る事ができる。
http://www.PARTY7.com/index.html
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