“でぞれ”の夏休み日記
8がつ7か(どようび)はれ
きょうは渋谷のシネクイントへ『マインド・ゲーム』のこうかい初日しゅざいに行ってきました。電車でいこうと思ったら、きっぷうりばで前に並んでいたおじいちゃんと朝からひともんちゃくあって、しかたないので駅からタクシーにとびのって、20分おくれでパルコに横づけです。まるでスターのきぶん。
だい1回めの上映前に、かんとくとキャストの舞台あいさつが始まりました。司会をつとめるのはヤンちゃん役のたくませいこさん。実際のたくまさんは、映画のなかのおとなしいキャラクターとは違って、げんきいっぱい・めいろうかいかつなお姉さんです。かあいらしなー、ほれぼれするでぇ、と見とれているあいだにも、たくまさんはてきぱきと場をしんこうしていきます。そして舞台そでから湯浅かんとく、今田耕司さん、坂田利夫さんが拍手とともにとうじょう!
湯浅「どうも、『マインド・ゲーム』の監督をしました、湯浅です。この映画は本当に幸運な作品だと思ってます。すっごい面白い原作があって、それを映画にしようと言う人がいて、良いスタッフと素晴らしいキャストと、監督にも恵まれて(笑)、すごく良い作品になったと思います。楽しんでいってください」
今田「僕がやったのは西君という、皆さんにも当てはまるような感じの、どこにでもいる普通の若者の役で……なにぶん1年前に演ったもので、だいぶ記憶を辿りながら喋ってるんですけれど(笑)。もう一度皆さんと一緒に観直したいような感じで、まあなんか『失敗してやり直す』みたいな、すごくまとめるとそういう役です(笑)。たぶん、観ていただくのが一番早いかと。ねえ、師匠?」
坂田「そういうこっちゃね。イエス・アイ・ドゥです(笑)。ホンマに今田君が言うたように1年以上経ちますんで、僕はもう完全に忘れております(笑)。たしか僕の役は、みょんちゃんという可愛い女性の父親役でございまして、これがまた女性によくモテて、もぉ〜私生活とえらい反対やねん! 嫌みやなあ、いうくらい。まあとにかく頑張っております。観てください!」
今田「声優はぴったりですからね、師匠は」
坂田「アリガトサン! と、こういう声でね(笑)」
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