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舞台は、位相差空間ゲートで惑星間が結ばれた2071年。宇宙を股にかけ、犯罪者達を捕らえる賞金稼ぎのスパイクとジェット、謎の美女フェイ、天才ハッカーのエドの活躍を描くスペース・ジャズ・アクション。
宇宙版『ルパン三世』的な企画を、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』『機動武闘伝Gガンダム』『天空のエスカフローネ』等を送り出してきたサンライズ第2スタジオが制作。それまで『MACROSS
PLUS』等に関わってきた渡辺信一郎の、初めての単独監督作品であり、シリーズ構成の信本敬子、音楽の菅野よう子とのコンビネーションも見事。キャラクターの魅力とアンニュイなムードが高年齢のファンの人気を集め、90年代中盤のアニメブームの一角に位置づけられる作品となった。卓越した画力で知られる川元利浩がキャラクターデザインを担当。各話の作画も充実しており、ビジュアルは驚くほどゴージャスなものである。
1998年におけるテレビ東京における本放送では諸般の事情で、2、3、7〜15、18話の12本と、最終回として作られた「Session
XX よせあつめブルース」の計13本のみを放送。同年秋からのWOWOWの放映で全26本が放映された。なお、「よせあつめブルース」はテレビ東京の放映のみで、ソフト化はされていない。
アニメ史的には、『0083』『エスカフローネ』等で培われてきた同チームのスタッフワークの結実であり、この作品の終了後、同作の主力スタッフを中心に制作会社ボンズが組織された。
2001年に劇場版『COWBOY BEBOP 天国の扉』が公開。これはTVシリーズの22話と23話の間に位置するエピソードであり、ビジュアルのクオリティはさらにアップ。沖浦啓之が演出、作画を担当したオープングも必見だ。
[『カウボーイ ビバップ』(TVシリーズ)データ]
[「Session XX よせあつめブルース」(テレビ東京版最終回)データ]
[『COWBOY BEBOP 天国の扉』データ]
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