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『幽★遊★白書』
 『美少女戦士セーラームーン』シリーズと共に、1990年代前半を代表する大ヒットアニメ。「週刊少年ジャンプ」連載の同名人気漫画が原作である。不良中学生・浦飯幽助は思わぬ事故で一度は死んだはずだった。しかし、霊界のコエンマから妖怪達の悪事を取り締まる霊界探偵を拝命し、生き返る。喧嘩友達の桑原、邪眼師・飛影、妖狐・蔵馬らと共に、彼は人間界に仇なす者どもと対決していく。
 その後の『NINKU』『烈火の炎』へと続く、フジテレビ&スタジオぴえろ(現・ぴえろ)によるアクションアニメシリーズの第1弾。TVシリーズは、原作の冒頭にあった人情コメディ部分を駆け足で消化し、アクション編へと早々に突入する構成となっている。幽助が霊界探偵となり4人が集結する導入部を経て、暗黒武術会編(26話〜)、魔界の扉(仙水)編(67話〜)、魔界統一トーナメント編(95話〜)と進んでいく。112話を数える長いシリーズとなったが、原作の終了に歩調を合わせ、人気を保ったまま惜しまれつつ終了を迎えた。「'93年夏東映アニメフェア」で公開された短編『幽★遊★白書』、翌1994年春公開の長編『幽★遊★白書 冥界死闘篇 炎の絆』の2本の劇場版もある。
 導入部こそおとなしいものの、物語の進行と共に次第に作画・演出のテンションが上がり、各話のスタッフが競い合うかのような、よい意味での無軌道ぶりを発揮。そこが本作の大きな魅力のひとつとなっている。中でも演出・新房昭之&作画監督・若林厚史コンビの手がけた52話「幻海散る! 50年目の決着」、58話「究極奥義! ほえろ黒龍波」、74話「テリトリーを打ちやぶれ!!」は、その突出ぶりが話題となったエピソードである。また、劇場版『冥界死闘篇 炎の絆』も作画的な見所は多い。
 蔵馬役の緒方恵美を初め、主演声優達に女性ファンの人気が集中。CDが大量にリリースされる等、折からの声優ブームの一翼を担った点も見逃せない。

[『幽★遊★白書』(TVシリーズ)データ]

[『幽★遊★白書』(劇場作品)データ]
[『幽★遊★白書 冥界死闘篇 炎の絆』(劇場作品)データ]
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