ある日、アニメ様がマッドハウスにやってきて
SE“ドン……!”
アニメ様「君のために取り寄せたんだよ! ……じゃあまたね〜」
板垣「……?」
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……と、どこぞの紙袋を置いて陽気に去って行きました。
その中身は――
――“エルちゃん”でした……。まあ最近会うたびに
って言ってたので何となく想像はつきましたが、やっぱりきましたか……。
『The・かぼちゃワイン』(1982〜84年/テレビ朝日系)
原作/三浦みつる(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本/雪室俊一、しみずしんじ、岡村香織、他
チーフアニメーター/石黒めぐむ、松本清
チーフデザイナー/内川文広
音楽/東海林修
チーフディレクター/矢吹公郎
制作/テレビ朝日、東映
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いや〜、今改めて観ると凄くエロかったんですよね、これ。思い出しました。小学校の頃、姉・めぐみと一緒に観てたアニメが“オッパイだらけ”だった事……。
で、『The・かぼちゃワイン』――。夕飯時、気マズ〜く思いつつほぼ全話観てたと思います。よみがえる、よみがえる……DVD観てると次々と蘇るエロ話――温泉だ、下着姿だ、覗きだ、強姦だと、ゴールデンに放送してたなんてとても信じられないエロさ……! 面白い! 結構夢中で一気に観終えてしまい、ありがとう、アニメ様!!
全95話中、ほとんどの脚本が“雪室俊一”様……。凄え!
確かに、
春助とエルちゃんのスイートホーム話
春助の幼なじみ絡み話
サンシャイン学園の寮を覗く何者かの話
権力者(金持ち)に気に入られる春助の話
(……しかも、そのほとんどに“不純な男女交際は絶対に許さん!”とテッキンが絡んできて、非常にイラつく! 銀河万丈が嫌いになる事うけあい――)
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……な話のローテーションと言っても過言じゃないくらいに似た話が多く、当たりハズレもあるけど、100点の劇場映画用シナリオを2〜3年に1本書く監督も偉いでしょうが、平均70点のTVシリーズのシナリオを“毎週”書けるって本当に凄いと思います。自分も1本だけシナリオを書いた事がありますが、1本や2本面白いものを書くのは簡単なんですよね。
そんなの“面白いシナリオを書いた事がある人”っつーだけで脚本家じゃないですよ。
(絵コンテもそう。“年間1本渾身の一撃的、会心コンテを描くアニメーター”を間違っても“演出家”なんて言わないでしょ? ましてOPだけなんて……)
――そう、
エルちゃんは春助君とかなり強引な手口で“2人きり”になって、かなり強引に2人は素っ裸になったかと思うと、かなり強引な理由でテッキンが邪魔をしに現れ、寮生達の友情にかなり強引に助けられたのに、かなりウサンくさい男についてって予想どおりに強姦されそうになって、予想どおりに春助が助けに来るとさらに予想どおりにテッキンが邪魔をしにきて、また寮生達の友情に救われて「もーちょっと考えて行動しなヨオ〜」的なまわりの空気をものともせず、最後は必ず――
……って全て強引に終わらせるんですよ。
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――そんな感じで、イラスト描いてみました……。どーでしょう、アニメ様? 似せたつもりです(一応)……。最近、キャラクターデザインとかやってみたいです。誰か、やらせてくれないかなあ(笑)? 誰か、よろしくお願いします。さて、そろそろ『デビルメイクライ』の……。