Part1 “きゅー”
7月某日、V編会場――赤坂キューテック。V編とは早い話“納品”の儀式です。ギリギリのスケジュールになると、朝まで差し替えのカットを待ったりします。まあ、言ってしまえば、赤坂で朝を迎える事が一人前のクリエイター、一人前のプロデューサーと言えるでしょう(嘘です)。
で、某日。『Devil May Cry』と『天元突破グレンラガン』のV編は毎週同じ曜日なんですが、この日はたまたま会場(部屋)も隣り同士。よって当然、細君・白石直子制作プロデューサーに会う事になります。
――そしてお互い思う事は……
(これは本当です)
Part1
Part2 “直撃! 地獄拳〜大逆転”
中島かずき様、『直撃! 地獄拳〜大逆転』再度送っていただき、とても大人が作ったとは思えない映画で最高でした――!! どのくらい“大人が作ったとは思えない映画”かという事は改めて回を設けて書くとして、なにより、
『直撃! 地獄拳〜大逆転』と『海底人8823』は僕のマスター・ピースですよ!!
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――とおっしゃる中島かずき様は『直撃〜』本編より面白いです。
(確かに『海底人8823』も最高なんですけどね!)
Part2
Part3 “かああ……”
ってガイナックスの新人さんから指をさされました。「ちっ、バレたか……」と思い穴の開いた服や靴下などを捨てて、数年ぶりに新しい服を数着買いました。それを着て荻窪駅に降り立つと、改札を出る寸前、見ず知らずの美人様が俺の肩を叩きこう言ったのです。
板垣「……?」
……これだから、服を買うと!!!
Part3
連載コラム内短期連載! 板垣的・『Devil May Cry』情報 #08
『Devil〜』第7話は、不思議な話でした。恐らく全12本中、井上敏樹様の書かれたこのシナリオは最も奇妙なモノと言えるでしょう。本編中でダンテが言ったとおり、本当にフザけた悪魔で1歩踏み外すとたちまち“ギャグ”になってしまうこの話。果敢に演出したのは稲垣“砂ぼうず”隆行君!
今回、このシリーズの監督を振られた事を稲っちに話したら、
「1本、俺にまわしてよ!」
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――と、彼の『マジプリ』を手伝えなかった俺に、ニカッと笑顔でこう言ってくれました。イイ奴です、本当。
と言うわけでの7話は稲垣隆行コンテ・演出で、どことなくトボけた感じの『砂ぼうず』テイストは残ってて、“まんまギャグじゃん!”になってて、面白かったと思います。
『Devil〜』終わったら手伝いますよ……『ロザ○オ〜』!!
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『Devil May Cry』#08 Once Upon a Time
(脚本/菅正太郎 コンテ/鶴岡耕次郎 演出/福多潤 演出助手/高橋英俊 作画監督/宮前真一)
8月2日(木)23:00〜 WOWOWスクランブル枠にて放送!
今回は、“ダンテの過去”に触れるかも……。