テレコム在籍時からの俺を知ってる人たちはおぼえていると思います。毎日のように板垣が食べていたものが“ちくわ”であった事。そして、前回このコラムで書いたTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の大半をAパート(中CM前)までしかみていない原因が、正しくちくわであった事も!
なぜちくわかと言えば、「安くて、そこそこ満腹感が得られる(気がした)」だけでなく何より「美味しい!」からですね。あと「食感」ですか? まん中に穴(空洞)が空いてるゆえ、噛み切れるまでにできる時間差がこう……え、違う? 書いてほしいのは、ちくわの方じゃなく『エヴァゲ』の方の話?
そう、これアニメスタイルの連載でした……(汗)。
つまり、その当時毎週水曜日午後6時半になるとテレコムのアニメータ−達はTVのある部屋(喫煙室兼会議室)に集まって何となく皆でみてました。“あのガイナックスの新作!!”『新世紀エヴァンゲリオン』を!
そして、始まって10数分経つと、自分だけ会社を出て、下(1階)のコー○とうきょうで、ちくわという名の夕飯を買いに行ってたんです。何せ、午後6時40分過ぎるといろいろな食べ物に4割引きのシールが貼られ(タイムサービス?)、もちろん、ただでさえ安いちくわ(確か88円)にも4割引きシールは貼られてました。その時の自分はかなりの“ガイナックス音痴”……いや、というより極度の“アンチ・ガイナックス”野郎で、『エヴァゲ』をみていたのもアニメ業界人として“話題作をみるのも仕事の内”的義務感でしかなく……。そしてその義務感も“ちくわ4割引き”の魅力には敵うはずもありませんでした。
いやあ〜、今にして思うともう少しみておけばよかったと思いましたよ、『エヴァゲ』。でも、そのおかげで今回の『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』が楽しめたのも事実なので、結果オーライですかね〜。やっぱり、ちくわを信じててよかったです、俺!
NDK2007(4)(前々回からの続き)
超スイートルームはベッドも超デカかったです。そして、デカいベッドの上には
なにしろ俺、頭が6つない以上、枕6つも必要ないわけです。ところが、与えられた条件は全部使いきるのが板垣の主義なので、
毎晩、様々な寝方を試みました。 |
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(次回 NDK2007(5)最終回へ)