今週は書(描)きたい事があり過ぎるのに時間がない! なにせ『ロザリオ〜』#10と同時進行で作っていた“とあるPV(まだ内容は明かせません)”の原画ラスト3カット兼用を描いてる真っ最中にチョコチョコっと書(描)いてる原稿なんですから……。なので、とりあえず先週の続きから始めてみますが、時間切れの際はご容赦ください。
板垣的・思い出の演出作品(続き)
・『キャプテン翼』2001年
これはあこがれの
杉井ギサブロー監督作品! 自分、『ナイン』とか『銀河鉄道の夜』も好きだし、何より『タッチ』のオープニング、エンディングが大好きなんです。原作の空気感を傷つける事なく、なおかつ見事に“杉井センス”のフィルムになってるんですよね。
「そんなカッコイイフィルムを作る杉井ギサブロー監督を、俺は“ギッちゃん”と呼びたい!」
(編集の古川(雅士)さんや、学生時代の恩師・小田部(羊一)先生は杉井さんの事を“ギッちゃん”と呼びます)
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と、『グラップラー 刃牙』のV編会場でグループ・タックの某プロデューサーに言ってたところ、『刃牙』終了後、その某Pより電話をいただきました。
「“ギッちゃん”と仕事してみる(笑)? 『キャプ翼』のコンテ……」
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――これが経緯です。
『翼』を杉井監督がやるという事は、『刃牙』のカッティング(編集)時、古川さんより聞いてて知ってたんですが、まさかその時点で『刃牙』のコンテ3本しかきってない俺が参加させていただけるとは!
んで、板垣が参加したのはシリーズ後半。最初は第27話のコンテで、たしかまだ中学生編だったかな? そして当時まだ代々木の○ーハシビル6Fだったころのグループ・タックにコンテ打ちに向かう時のドキドキったら、今でも忘れません!
そんな緊張感を落ちつかせようと、タックの応接室での俺はまるで不審者のようにウロウロとまわりに飾られてる賞状やポスターを眺めまわしていました。
すると――