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アニメの作画を語ろう
シナリオえーだば創作術――だれでもできる脚本家[首藤剛志]

第106回 行方不明になってごめんなさい

 先週の水曜は、突然、このコラムが行方不明になって申し訳ありませんでした。
 実は、その日の数日前から、体調が思わしくなく、なにも口に入らず、絶食状態だった……水分はできるだけ取っていたのですが、飲むはしから、吐き出してしまう始末……だったのです。
 なんとか、水曜の連載に間に合わそうとしたのですが、ついにダウン……アニメスタイルの担当の方に、何とか連絡をとって、救急車では、あまりに大袈裟ですのでタクシーを呼んで、病院にいき、治療点滴……その後、色々検査で、仕事場に帰れず、両親に連れて帰られた自宅で静養しながら、病院通いをしていました。
 いまだに、詳しい原因は分からないのですが、なんとかお粥のような柔らかいものは、咽を通るようになり、今日は仕事場に来られるようになりました。
 この1週間、仕事場の電気はつけっぱなし、鍵も開けっぱなしで、留守にしていたわけです。もちろん留守電もセットしていなかったので、行方不明、色々な方にご心配をかけたのではないかと思います。
 なにより、ご迷惑をかけたのは、このコラムの読者の方達で、こころからお詫びします。
 最初は1年程度で終えるこの連載も、気がつけばアニメスタイルの御厚意もあって2年を越え、それでも語ったことは、まだ四分の三ほどで恐縮しています。
 ほんの一部の人しか知られていない『超くせになりそう』という作品や、その他、マイナーなエピソードはともかく、『ナデシコ』や『ポケモン』については、まだ、なにも触れていませんし、僕という物書きが、どういう作家なのかも、まだ、しっかりとは語っていない気もします。
 そして、なにより表題である「誰でもできる脚本家」という意味も語らなければいけませんよね。
 体調も戻りそうなので来週から、本来どおりの形式で、ゆっくり、しかし、できるだけ急いで話を進めて行こうと思いますので、よろしくお願いします。

   つづく
 


■第107回へ続く

(07.07.11)

 
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