PROFILE
白川大作(SHIRAKAWA DAISAKU)
1935年2月22日、香川県生まれ。血液型B型。1958年に慶應義塾大学経済学部を卒業し、東映株式会社に入社。動画部企画課所属になり、『白蛇伝』で進行助手として参加。『西遊記』には演出助手として参加していたが、薮下泰司が病で現場から外れたため、制作の後半は演出代行を務める。1960年に正式に東映動画への出向となり、『ねずみのよめいり』『わんわん忠臣蔵』『少年忍者風のフジ丸』で脚本と演出を担当。当時、他社のアルバイトもしており『鉄腕アトム』『オバケのQ太郎』で絵コンテを描き、『ハリスの旋風』では高橋潤一名義でチーフ・ディレクターを務めた。1965年に企画部に異動し、『レインボー戦隊ロビン』『魔法使いサリー』『サイボーグ009』等の企画に関わる。1968年に東映動画を退社し、博報堂に移る。博報堂で手がけたアニメ作品は『装甲騎兵ボトムズ』『巨神ゴーグ』『コアラボーイ コッキィ』等。博報堂時代のアニメ以外の仕事に、プロ野球のジュニアオールスターなどがある。また、『風の谷のナウシカ』のアニメ企画成立にも一役買っている。1995年に博報堂を定年退職。定年の数年前から本格的に画を描き始め、個展「白川大作はがき絵百花展」を開催するなど精力的に活動。現在はNHK文化センターなど、6校のカルチャーセンターでスケッチを教えている。著書に「はがき絵スケッチ入門〜ペン水彩で楽しむ世界の旅」(日貿出版社)がある。
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