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【artwork】『時をかける少女』vol.5
美術設定＆背景（２）
　今日も『時をかける少女』の美術設定と背景をお届けします。細田監督の作品はレイアウトに凝り、緻密に画面を設計する事で知られています。それが作品の見どころになっているため、アニメスタイル編集部では冗談めかして、彼の作品を「レイアウトアニメ」と呼んでいました。
　ですが、今回の『時かけ』は「レイアウトアニメ」という言葉を使うのは、適切でないかもしれません。監督の画面の設計に対して、山本美術監督が加味しているものが大きいように感じられるからです。制作過程でどのように山本さんが活躍されたかは、いずれ検証する事にしましょう。

●真琴たちがいつも野球をやっているグラウンドの付近（背景）。木漏れが地面に鮮やかな模様を描く


●倉野瀬商友会と踏切（美術設定）。本作のポイントとなる舞台である。この商店街は喫茶店が多いのが特徴だそうだ


●倉野瀬商友会と踏切（背景）。上の美術設定と似た構図だが、設定にはない手前の建物も描かれている。踏切は動画で描かれるので、背景には描かれていない


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●関連サイト
『時をかける少女』公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/

『時をかける少女』公式ブログ
http://www.kadokawa.co.jp/blog/tokikake/
(06.07.31)

　
　
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