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第19回 幻の歌謡アニメついに発掘! その2
『おたのしみ アニメ劇場』を制作していたのは、お馴染みのスタジオ・ゼロだ。アニメーターの鈴木伸一氏のほか、人気マンガ家の藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろうの各氏が役員を務めていたことでも知られる伝説の制作会社である。それもあり、本作では各作家の生んだキャラクターが入れ替わりゲスト出演するのも大きな見どころだった(特にニャロメ、イヤミ、バカボンパパなど赤塚キャラの登場率が高い)。一方、後に『みんなのうた』で大活躍する吉良敬三氏や大井文雄氏も演出や作画に参加。結果、マンガ的表現の作品とは別に、極度に前衛志向の強い映像も混在することとなった。一部を観ただけでは予測の難しいシリーズなのである。
★みっちゃん 今日の回文★
テーマ:時代の先端を目指した実験精神
世渡りつまらん、先進め。鈴木さんら、祭りだわよ。
■第20回へ続く
(07.08.16)
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