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『わんぱく王子の　大蛇退治』

［あらすじ］
スサノオは母親のイザナミが亡くなった事を嘆き、ウサギのアカハナと共に母のいる「母の国」へと旅立った。夜のオス国で兄との再会、火の国で火の神との一騎打ちと、冒険は続く。タイタン坊という新しい仲間を得た彼は、姉のアマテラスのいる高天原へ。畑づくりに失敗し、そこにいられなくなるが、アマテラスはスサノオを励ます。次に訪れた出雲の国でクシナダ姫と出逢い、彼女を救うためヤマタノオロチに挑む事になる。

［解説］日本神話を材にとった東映長編第６作。日本アニメーション史上に残る傑作である。平面性を重視した日本画的なデザインは斬新かつ洗練されたもので、アクションと詩情を両立させた芹川有吾の演出も素晴らしい。東映動画新旧スタッフのセンスと技量が遺憾なく発揮されており、中でも大塚康生と月岡貞夫が担当したヤマタノオロチとの戦いは伝説的名シーン。「ゴジラ」で知られる巨匠・伊福部昭の楽曲も、作品に厚みを与えている。

［公開データ］
劇場作品　1963年３月24日公開　86分

［スタッフデータ］
●スタッフデータ詳細

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［ＤＶＤ情報］
『わんぱく王子の大蛇退治』
東映ビデオ　カラー86分（本編）／１．主音声：モノラル／片面２層／16：９（シネスコ）／4725円（税込）
［Amazon］

(05.07.01)

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