劇場『デジモン アドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2)

 『ウォーゲーム!』は非常に情報量の多い映画で、しかも、スピード感が凄い。圧倒的なスピードで、様々な情報が流れていくのを楽しむ映画でもあるわけです。コンテを読むと、改めてその情報量に驚かされるはず。また、情報量が多いだけに、絵コンテのト書きも読み応えがありますよ。
 ところで、上から2番目に掲載したコンテは「パソコン目線の構図」なのだそうです。どうして、そういった構図を多用したのかについては、本書巻末のインタビューで細田監督自身が語っています。

▲印象的な冒頭のシーン。背景となるマンションは、ロケハン写真が貼り込まれている

▲コミカルな描写が多いのも『ウォーゲーム!』の魅力のひとつ。一番上のコマの脇には、カット頭の太一のポーズが、上から二番目のコマの脇には別アングルから見たヒカリのポーズが描かれているのに注目

▲ネット世界で、デジモン達の激しいバトルが展開する。細田監督はアニメーター出身だけあって、アクションシーンの画もかなりイケている