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  海賊と言えば「ロマンの塊」だ

 以前からお伝えしているように、今週末の1月25日(日曜)に、アニメスタイルイベント「今石洋之特集」を開催します。今石さんの他に、水島精二さん、平松禎史さん、佐伯昭志さんがゲスト出演してくださる予定。今石さんが作った同人誌の販売もあります。
 
  先週末にようやく出崎統監督の『劇場版とっとこハム太郎 ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡*リボンちゃん危機一髪!*』を観てきました。観るのが遅いですね。出崎ファンとしては情けないですね。いや、まったくですよ。ちょっと反省しています。
 今回の劇場『ハム太郎』には、敵役として空飛ぶ海賊船に乗った海賊ハムクックが登場しています。
  出崎作品と言えば、海賊ですよ。しかも、その声が出崎作品ではブラック・ジャック役や、『白鯨伝説』のエイハブ役でお馴染みの大塚明夫! ハムクックは表面的にはコミカルな奴ですが(ハムスターだし)、決めるところは決めます。連れ去られたリボンちゃんを奪い返すために、ハム太郎が、彼とレースをするのが主なストーリーなのですが、レース後半はほとんどハムクックが主人公。レースの決着のつけかたも、おいおいおい、それでいいのか(笑)と驚くくらいの男らしさ。出崎ファンなら間違いなくグッとくるセリフもありました。
 『劇場ハム太郎』は第1作もハイスピード映画でしたが、第3作にあたる今回は序盤(レースが始まるまで)の展開が驚くくらい早かった。ちょっと気を抜くとおいていかれそうですが、今時の子どもにはこのくらいのスピードが恰度いいのかも。光やハーモニー効果等、出崎作品独特の技法がデジタルでいい感じに再現され始めていたのも興味深かったです。
 
  大塚明夫さんの出演に関しては「出崎統公式ファンクラブ」の「今月の言葉(2003年12月分)」で、出崎監督自身がコメントされています。以下のサイトをご覧下さい。
 
[出崎統公式ファンクラブ]
http://www.toshima.ne.jp/~styou/

(04.01.21)

更新情報(04/01/22・第110回)
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