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  湯浅政明Tシャツ

 アニメスタイルが応援してきた映画『マインド・ゲーム』が、いよいよ8月7日(土)より公開です。前にお知らせしたムックの編集も進めていますよ。
 それから、公開後の8月23日(月)にはアニメスタイルイベント「『マインド・ゲーム』トーク大会!」を開催します。このイベントは、お客さんが『マインド・ゲーム』を観ている事を前提にしたネタバレ大会になる予定ですので、劇場で映画を観てからいらしてください。ゲストとして、作画監督の末吉裕一郎さんにもきていただける事になりました。作画関連の秘話も聞ける事でしょう。
 それと、突然ですが、アニメスタイルで「湯浅政明Tシャツ」を作る事にしました。先日、湯浅さんの描き下ろしイラストが上がって、現在、印刷中です。 湯浅政明Tシャツは、まずは上記のイベントで販売します。その詳細は近々に。

 さて、『マインド・ゲーム』について、改めて少しコメントします。試写で観た業界の人達と、この作品について随分と話をしました。ほとんどの人が「凄い、凄い」と絶賛していて、「まだアニメにはこんな元気が残っていたんだね。いいもの観たなあ」なんて興奮気味に話してくれたアニメーターさんもいました。散々話して、たどり着いた結論は「天才が本気になると、ここまで凄い」という至ってシンプルなものでした。才能がある人って、全力を出さなくてもよいものが作れるので、ちょっとセーブする事が多いじゃないですか。湯浅さんにしても、今まで才能をちょっと小出しにしている感じがあったけれど、『マインド・ゲーム』では全力投球をした。そうしたら、こんなにパワーのある映画ができてしまった。そんな当たり前の事を、思わず真顔で話してしまうほど、『マインド・ゲーム』には湯浅さんの才能が迸っているというわけです。
 それから、映像が秀逸であったり、物語が面白かったりするだけではなく、この映画には「豊かさ」があるんですよね。映像のクオリティを上げるのも大変な事ですが、映画を豊かにするのはもっと難しい事です。湯浅さんとスタッフの体力も凄い。特にクライマックスを観ると、いかに彼らに体力と集中力があるのかが分かります。天才はセンスがよいだけではなくて、体力も常人とはケタが違ったのです。

 以下は別の話題。『マインド・ゲーム』と同じくSTUDIO4゜Cが制作している『魔法少女隊アルス』の一挙放映も8月6日(金)から始まります。STUDIO4゜Cらしい一風変わったシリーズです。未見の方は、この機会に。

【公式HP】http://www.tweeny-witches.com/

(2004/08/05)

更新情報(04/08/05・第137回)

animator interview
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作品集がDVDでリリース!
湯浅政明の「週刊ユアサ」(第30回)

『マインド・ゲーム』応援団(第8回)
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第19回アニメスタイルイベント
『マインド・ゲーム』トーク大会!(再掲)



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