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		スロー再生解説　第19回アニメスタイルイベント「『マインド・ゲーム』トーク大会！」無事終了しました。開催したのは平日の夜でしたが、会場はほぼ満員。今回もよいイベントになりました。　いちばんの目玉は、やはり、湯浅政明監督自身によるエピローグとエンディングの全カット解説でした。用意してきたＤＶＤを１／４のスピードで再生しながら、解説を入れていく形式でやったのですが、これが予想以上の面白さ。２人の人物が道の両脇を歩いているカットの解説などは、その狙いの面白さに、観客の皆さんが声を出して驚いていました。主にはカット内容（このカットでは登場人物の誰が何をやっているのか）の解説だったのですが、時間に余裕がある時には、個々のビジュアルについての話もできました。「このカットは干しているシーツに映った影がイケてますよね」と僕が突っ込むと、「この影がやりたくて、光源を工夫したんですよ」なんて湯浅さんが返したり。　やってみて分かったんですが、スロー再生を観ながらの解説は、非常にアニメスタイル向きですね。勿論、これは参加者の協力がないとできない事ではあるんですが、何かの機会があったら、またやりたい。次はオープニング１本分をコマ送りしながら観るのも、いいかもしれない。　ここで予告した湯浅政明Ｔシャツも販売しましたが、好評だったようです。Ｍサイズ（通常のＭより大きい）は、ほぼ売り切りました。追加生産をして、改めて通販などをしようと思っています。ちなみにオマケで付けた缶バッジは、こんなデザインでした。　年内は、あと２度くらいロフトプロスワンでのイベントがあると思います。１回は久しぶりの「いろんなアニメを観ちゃおう大会」になる予定。詳細はまた改めてお知らせします。　さて、今回の更新で「animator interview　沖浦啓之」は最終回。いよいよ『ＩＮＮＯＣＥＮＣＥ』の話題です。他には沖浦さんが影響を受けたアニメーターの話、等々。じっくりお読みください。（2004/08/27）