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帰ってきた三原三千夫の万国博覧会

第６回　2065年ってなんの年？

　2065年ってなんの年か知ってます？　今年になってから名刺を作ってみました。100枚でたしか3000円くらいでしたか。まだ80枚くらい残ってますが。手描きの原稿を印刷しているので、手作りにしか見えないんですけど。

せめて電話番号は活字にすればよかったかな。その名刺には職業（アニメーター）と名前と、自分の似顔絵と、電話番号の他に、ボクの生まれた年1965年と、100歳まで生きられたとしてボクの死ぬ年2065年とを書き込んでみました。
　1965-2065……。長いような短いような。それに今年2008年だから、2065年ってもうすぐなんじゃないですか！　もちろん自分が100歳まで生きられる保証などなく、そんなに生きられるようなカンジもしませんが……。今42歳なんですが100歳の自分と、今の自分とはよほど違う自分なんじゃないでしょうか。まあ浦島太郎みたいにいきなりオジイさんになってしまう事はないので、100歳になっても自分に違和感はないでしょうけど。１秒、１分、１時間、１日、１ヶ月、１年と除々に年を重ねていくんでしょうから。しかし時間は逆流する事はないんですねえ。2007年の７月に『カイバ』の４話に入って、今作業中の11話の原画が終わるのが６月。まる１年『カイバ』という作品にかかわらせていただきました。また１年歳をとりました。しかし『カイバ』って作品はかなりオモシロイみたいですよ。湯浅さんてスゴイね。10、11、12話とかなり盛り上がるんじゃないんですかね。みなさん要チェックです。
　話はもどって2065年ってどんな世界なんでしょうか。今とあんまり変わってないのかなあ。地球が温暖化してるかどうかは、ハッキリと分かるでしょうけど。100歳の自分（生きられたとしたらですけど）ってどんな自分なんでしょうか。と、何かまとまりのないまま終わりますけど、とりあえず名刺をどうぞ。