|
|
第9回 あ〜ん、そこそこ☆ 感じちゃう〜〜〜!!
|
暑い……。まだ夏前だっつーのに、何故こんなに蒸し暑ぅ! なのだ。許してくれ、俺が悪かった。暑さにめっぽう弱い俺の負けだぜ。などと泣き言のたまっても暑さはかわらねぃ。さっさと涼しいトコ行って、のんきにアイスミルクティなどすすりながら、値上がり前のセブンスターに火をつけ、えっちなDVDでも見つつ「あぁ、日本の夏だぁねぇ……」と悦に浸りたいもんです。てか、そんなヒマ自体ありゃしませんがw
アフロにジャケット……ナベシンが暑さに弱いのはご承知の通りですが、加えて……非常に汗っかきなナベシン。いつも夏は滝の汗です。だから、車で移動するのが好きです。エアコンをガンガンかけておきながら窓を全開にして風を感じつつ暑さと寒さの中間をひた走るのがイイのです。歩くのは大嫌い……運動して汗かくこと自体がお好きになれねぃ。電車・バスも大嫌い。だってよぉ、いくら電車・バスの中は冷房効いてるからっていっても、駅・バス停までは歩くわけでしょ? その時点で汗ダラ〜〜〜〜〜。その状態で冷房かけられたんじゃ余計に寒くもなるし、自分の汗クサさがイヤです。自分のでもイヤなんだから、他人の汗クサさなんて、もっとイヤイヤです。そんな「動く匂い責め棺桶」みたいな電車・バスは、やっぱ嫌いです。まぁ、薄着のミニスカ女性を拝める点では、電車・バスもイイですね☆ てか、そんな楽しみしかない自分のオヤジクサさが……これまたイヤですw
視覚・聴覚・触覚・味覚、でもって臭覚。どれも人として感じる「感覚」であり、これらを駆使して快感を味わうのが「生きてる喜び」でしょうかねぇ♪ そういえば、どれもえっちクサい響きもしますがw アニメーションって「視覚・聴覚」を刺激して伝えるもの……それに対して、マンガは「視覚のみ」でしか伝えられないですね。その分、マンガの方が想像力を掻き立てるかもしれないけど。うん、マンガやアニメーションも今以上に「感覚」を刺激しようとしたら「触覚・味覚・臭覚」を!!
例えばテレビにパソコンのマウスみたいなのを繋ぐのです。そのマウスげなものは、どういう原理かわかんねぃけど硬くなったり、柔らかくなったり、ちょうどイイ具合になったり(あ、これまた何かエッチな予感w)して、触感が楽しめたらどうでしょう? やっぱし柔らかいものを触ってる時は気持ちも癒えるっぽいし、硬いものを触ってる時は妙に構えてたり……緊張するかもしれませんなw 映像・音楽にあわせて、そのマウスみたいなので触感まで刺激しながらアニメを見たら、どんなでしょうかねw 今以上に楽しめるかもw
味覚にしたって、やっぱり美味しいモノを食べてる時は「はふぅ〜ん。幸せぇ〜〜」な気分になれるだろうし、すっぱいモノ食べてたら身が縮こまっちゃう思い。コレも映像に合わせて感じることができたら……!!
アニメで味まで伝えられるようになったら、昔あった『ミスター○っ子』とか『○○しんぼ』とか……今だと『焼きたて○ャパン』とかですか? 大変なことになりそうですねww 「あんなに美味しそうに叫んでるけど……どんな味よ?」。興味津々ですw ぜひ、そんなアニメを見て・味わってみたいもんです!
そして臭覚……これはキツそうだw 今までアニメを作ってきて、一番表現の難しいもの……それが「匂い」だと思うです。結局キャラクターにセリフで「臭い」とか「ん〜。いい匂い☆」とか言わせなきゃわからないし、見た目にそれを感じさせる色ってのも難しいw あまりにも汚らしいものは放送倫理上お見せできねぃ……深夜とはいえ、お食事などなさってる方もいらっしゃるでしょうし……やっぱり表現しにくいです。
あと、同じ匂いでも感じ方って、時と場合によって違うっしょ? 男性の方、目を閉じて思い出してみてください(閉じたらコレ読めないねw)、小学校の頃好きだった女の子の縦笛や体操服の匂い……大好きなあの子のだからこそ、甘く芳しい香りに陶酔なさったでしょう? 中には、そっと口にふくんでみようと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。悦でしたか? 悦でしたね? しかし、よくよく「名前」を見たらクラスで一番イヤ〜なあのバカ女のものだった! しまったー! あいつの匂いで悦ってしまったのか、俺は!? バカヤロ俺!! ぺっぺっぺっ!! うわぁー、ばっちぃ〜〜〜!! えんがちょ俺!! ……なんてことにはなりませんでしたか?(リアリティを演出してみましたが、ナベシンはやってないよ!←言い訳すると怪しいねw)
同じ「人間」の体臭・唾液臭でも、好きな人・キライな人ってだけで感じ方がまったく違う。そのくせ、ちょっとくらいの臭さも慣れてしまえばあまり感じなくなってしまうのも「匂い」ですなw
逆に言えば、この「匂い」をアニメで物理的に表現できたら……! モニターから匂いを発生させて絵やキャラクターによって匂いを区別したり、場所や情景に匂いをつけて臨場感を出せたら……すごいアニメになっちゃいそうですなぁw そんなアニメ、見たいような見たくないような、嗅ぎたくないっつーか。
まぁ、いろいろ想像してみたところ……やっぱりアニメや漫画は見る人の「想像力」に頼っている部分が大きいです。どんなにリアルに表現したって、しょせんは「絵」であり、それに対して効果音をつけたり、動きをつけたり、セリフやストーリーを添えたとしても、やっぱり「絵」なんだよねw だから同じ漫画やアニメを見て共感できる人同士って、思考が似てたりするんで仲良くなれたりもするのでしょう。それはヒューマンコミュニケーションとして、とってもステキなこと☆ もしくはその世界にドップリ漬かりこんで、ご自分だけの世界の想像世界に引きこもることもできます。
また、「これは違う!」「これが素晴らしい!」と評論して、それ自体を楽しむこともできる。あぁ、アニメ・漫画って素晴らしい〜!! ワンダフル・フォ・ユア・ヒューマンライフ!!
てなもんで、漫画やアニメには表現の限界があってよい……あるべきだと思います。足りない部分は、みなさんの想像力で無限に広がります。どんどんハマってください。できたらナベシンの作品にハマってください。でもって、DVDやCDを買ってください。ナベシンの生活も潤います、きっとw
■第10回へ続く
|
|