【artwork】『マイマイ新子と千年の魔法』
第4回 イメージボード(4)

 『マイマイ新子』イメージボードの紹介も今回で最終回。1000年前の風景。新子達の住む昭和30年代よりもさらに身分差の大きな暮らしがそこにはある。

▲千年前の市街。昭和30年と同じリアリティで描かれる庶民の生活感は、当時の絵巻物や扇面図から取材した。この道の側溝が、千年後の小川

▲諾子は成長して清少納言になる。平安の女流作家がモデルの諾子と、現代の芥川賞作家・高樹のぶ子氏をモデルにした新子とのコラボなのである。今も昔も人の心の動きは変らない。それは直結さえできるのかもしれない

▲清原元輔は、当時「人を笑わすのを役とする」と当時評されていた。その娘・諾子もまた、幼い女の子をほほ笑ませようとがんばる

▲この流れ星は推古17(609)年9月12日夜、下松市・青柳浦に降り、松の枝にかかって七日七晩輝き続けたという。星を追って百済からやってきた人々が、防府にたどり着く。千年前よりさらに昔の人々の物語

【artwork】『マイマイ新子と千年の魔法』第5回へつづく

●『マイマイ新子と千年の魔法』公式サイト
http://www.mai-mai.jp

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