もっとアニメを観よう2011
第14回 サンジゲンが選んだ
「アニメCGを作るために見ておきたい20本」
- 『カウボーイ ビバップ』(TV) 10票
- 『AKIRA』 8票
- 『フリクリ』 8票
- 『ルパン三世 カリオストロの城』 7票
- 『もののけ姫』 6票
- 『王立宇宙軍 オネアミスの翼』 6票
- 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』 6票
- 『電脳コイル』 6票
- 『ふしぎの海のナディア』 5票
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』 5票
- 『機動警察パトレイバー2 the Movie』 5票
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』 5票
- 『MACROSS PLUS』 5票
- 『ストレンヂア 無皇刃譚』 5票
- 『新世紀 エヴァンゲリオン』(TV) 4票
- 『サムライチャンプルー』 4票
- 『ジャイアントロボ
THE ANIMATION ─地球が静止する日─』 4票 - 『トップをねらえ!』 4票
- 『機動警察パトレイバー』(劇場) 4票
- 『新世紀 エヴァンゲリオン
Air/まごころを君に』(旧劇場版) 4票
サンジゲンのスタッフ全員にアンケートして、その上位20本です。ちなみに、全255タイトル出ました(汗
1.
- アクションシーン、銃撃戦は必見。アニメ界の奇跡。
- 日常芝居、アクション、気のきいたセリフ、いい音楽、自分が目指す作品。
- こういうスタイリッシュな3Dやりたいです。
2.
- 巨大な物体の重量感。疾走するバイクのスピード感。
- 見えない力で崩壊していくコンクリートや鉄。アニメの表現力の多彩さに驚愕した。
- 一目見ただけで分かるあの衝撃を3Dでもやってみたいです。
3.
- 生まれて初めて「キモチイイ動きってのはこういうことか!」と衝撃を受けた作品。
- 少ないコマで魅せるテクニックが満載。
4.
- 城と城との間をジャンプするルパンは何度も見てしまう名シーン、冒頭のカーチェイスも参考になる。
- 冒頭のゴート札の描写、前半のカーアクション、群集、人物芝居等参考。
5.
- 冒頭からラストまで猛烈な速度で駆け抜ける画面、歴史観、民俗学・考古学的視点、登場キャラ、美術、どの視点からみても面白い。
- 祟り神の触手が3Dだと知って、3Dでアニメができるんだ! と思った作品。
6.
- 飛行訓練のプロペラが回るシーン、すごくリアルだなーと感じました。後にCGのワイヤーフレームレンダリングを元に作ったと知り、2度びっくり。
- 中盤のシロツグの飛行訓練シーンの空中浮遊の表現や、終盤の戦場の描写、特に画面にリアルな奥行きを感じる弾筋の描写は今見てもCGか? と錯覚するくらい凄い。
7.
- かっこいいアクションシーンを作る勉強になる。一枚一枚の絵がカッコイイ。
- 徹底した世界観の構築、銃撃戦、メカ表現、火花が素敵です。
8.
- 人や変な生き物のかわいらしい動きの参考になる。
- 全編にわたっての丁寧な人物芝居とデジタル処理が素晴らしい。
- 現代のアニメキャラでのアニメートのさせ方では群を抜いてうまいと思います。必見!
9.
- 初めて“アニメーション”という仕事を意識した作品です。
- ノーチラス号(戦艦の描写)、特にキャラのシルエット参考。
10.
- バルキリーのデザインと、それを含む変形、ラスト付近のミサイル撃ちまくりの特攻は必見。アニメーションの気持ちよさを知った。
- 戦闘シーンは、メカモノ好きにはかなり勉強になりました。特にラストの戦闘シーンは圧巻で、今でも参考にさせてもらっています。
11.
- 画面構成が何より素晴らしい作品だと思います。「レイアウトの大切さ」というのを業界に入る前にこの作品で認識していたのが新人時代に活きました。人生で一番見ている劇場アニメかもしれません。見るたびに発見がります。
- 重厚に描かれた戦闘シーンは脱帽。
12.
- これでもかと続くアクションシーンは最後まで圧巻!!
- シナリオ、キャラクター、作画、音楽、それだけでなくアニメにおける3DCGIもトップレベルです。
13.
- セルアニメによる戦闘機のドッグファイト。そこにバルキリーの変形要素、板野サーカス、ロボ格闘などオトコならワクワクしちゃうような要素がテンコ盛りな作品。
14.
- とにかくアクションが凄い! 細かくスピーディなカット割りと激しい動きの連続なのに、ちゃんとキャラが何をやってるか見えてくる。人間の動体視力の限界を計算し尽くした無駄のない作画はリミテッドアニメの極。全てのカットに無駄が無く、流れるように繋がったその1コマ1コマがカッコイイ!
15.
- 主人公の描写とエヴァのアクション、絵の見せ方がすばらしい。
16.
- 殺陣(たて)や刀表現がピカイチ。
17.
- ロボの重量感の表現力は素晴らしいです。また、キャラのアクションも参考になるものばかりです。
18.
- 重厚なSF描写やスカッとするアクションシーン等、観ていてとても楽しい作品。
19.
- リアル描写に徹したメカのアクションにうっとり。ストーリーも重厚で見応えたっぷり。
20.
- 弐号機の戦闘のところ。特に磯光雄パートの巨大感、重量感は必見。
●PROFILE
株式会社サンジゲン 2006年の設立以来、TVアニメ、劇場アニメのCGを中心に活動中。より作画に見えるCGを目指し日々奮闘中。主な参加作品は『機動戦士ガンダム00』シリーズ、映画『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?』のほか、『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』『マルドゥック・スクランブル』『とある魔術の禁書目録』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ラブライブ』『アマガミSS』など。
(10.12.20)