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COLUMN

三原三千夫の万国博覧会[三原三千夫]

第15回 今年って何年? 2006年? 人生の目標


 1965年生まれのボクですが、大変残念な事に、1969年の人類初の月面着陸の記憶がないんです。4歳だから、TVは観ていただろうけど、まったく憶えてないんですよね。当時40歳だったら間違いなく、TVに釘づけになってたでしょうね。
 普通に忘れられてますけど、人類が地球を出発して、月に着陸して、また地球に帰ってくるなんて、本当にスゴイ事だと思いますね。
 サルから進化して、そこまでやるか! 完全にチンパンジーには勝ったってカンジですね。まあ、宇宙開発とか、人類の宇宙移住とか、ナンセンスでまったく無意味な事だと思いますけどね。地球を離れてどうする、他にイイ所なんてないですよ。
 宇宙に行くのは、祭りなんですよ。ロケットとか、人工衛星とかは、科学という信仰の(進化論は、ボクの神話ですから)大聖堂であり、大仏さんであり、お神輿(みこし)なんですから。
 宇宙探検は金のムダ使いだ、と批判的な人は多いでしょうけど、あれは「お祭り」なんだと思えば許せるでしょ。「地球上に飢えてる人がいるから、宇宙に行くな」じゃなくて、「パッと気ばらし。せめても御陽気に行きましょうや!」というノリで考えれば、本当にスゴイ芸能であり、見せ物なんですよね。そのボクが、次に大いに楽しみにしているのが、有人火星飛行なんです。2050年頃実現予定らしいから、85歳までなんとか生きて、TVを観たいですね。これが人生の目標の一つです。まあ、火星に「スターズアンドストライプス」が立たなきゃいいとは思いますけどね、本当に。




●テレビ人間(3)


 会社男とセーラー服。

■第16回へ続く
 


協力/マッドハウス
(06.02.14)

 
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