web animation magazine WEBアニメスタイル

■プロフィール
■第26回
■第27回
■第28回
■第29回
■第30回
■第31回
■第32回
■第33回
■第34回
■第35回
■第36回
■第37回
■第38回
■第39回
■第40回
■第41回
■第42回
■第43回
■第44回
■第45回
■第46回
■第47回
■第48回
■第49回
■第50回

 
COLUMN

三原三千夫の万国博覧会[三原三千夫]

第50回 さようなら


 「さようなら」っていい言葉ですね、なにか。寂しさはあるんですが、甘えたところがなくて。アニメ業界では昼でも夜でも、スタジオ入りすれば「オハヨーゴザイマース」で、帰る時は「オサキ、シツレイシマース」で、ボクなどは、今までにあまりちゃんと「さようなら」と言った事がないような気がします。しかし、今日は言えますよ、「さようなら」と。ありがたい事ですし、これを楽しみに連載を続けてきました。
 05年11月から連載を始めさせてもらって、途中1ヶ月程無断欠勤してしまい、1年と少し連載終了までかかってしまいましたが、思い返せば、この1年間、仕事ばかりやっていましたね。仕事はもちろん楽しかったんですけど、プライベートでは全く何の出来事もなく、1年過ごしてしまいました。つまらない事ではありますが、ありがたい事でもあるのでしょう。こんな暮らしがいつまで続くのか、先の事は分からないですけど、あと4、5年は、こんな感じで時間が過ぎてゆけばいいんですが、そんなこんなで、気がつけば老人になっていて、もう明日あたりこの世とお別れ、という日がくるんでしょうね。なんとなくではあるが、確実に。もちろんそれまで無事に生きられれば、という事なんですけど。人の一生は、あっけないですね。寂しいですけど、仕方がない。もう、これでお別れです。今までこの連載を読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
 この場を提供してくれた、小黒さん、原稿料ヨロシクオネガイします。ありがとうございました。
 手書き原稿を清書してくれた、博多さん、ありがとうございました。
 小黒さんに紹介してくれた、井上さん、ありがとうございました。
 もう一度みなさんに、最後のごあいさつです、ありがとうございました。

●自主制作アニメ おかしなホテル
 みなさんに見てもらえるとウレシイのですが……。
 それでは。


 


協力/マッドハウス
(06.11.28)

 
  ←BACK ↑PAGE TOP
 
   

編集・著作:スタジオ雄  協力: スタイル
Copyright(C) 2000 STUDIO YOU. All rights reserved.