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第29回 アンパンを食べるという事、その後
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この連載の最初のほうで、某社の「高級つぶあん」というパンを非難した挙げ句、そのパンを食べる事こそが現代に生きる事だ! などと、訳のわからない事を書いていたんですけど、その後、そのパンを食べているのか? と言えば、もちろんもう食べてはおりません。やはり現代に生きているとはいえ、まったく世間や流行に無関係なのが関係しているのか、その後まもなく転向いたしました。しかし、相変わらずほぼ毎日のようにアンパンを食べているんです。
じゃあ何を食べているかと言えば、今食べているアンパンは「キムラヤ」の「こしあんパン」です。今までずっとつぶあんの方が、こしあんよりウマイ、と思っていましたけど、歳のせいですかね、なかなかどうしてこしあんもウマイですね。つぶあんほど、何か「あん」を食べているという充実感のようなものはないにしろ、上品な口どけ感があり、これはこれでイイんですよ。伊勢の名物「赤福」のこしあんは、前から好きでしたけど、パンの中に入ったものも、好きになりました。
それに「キムラヤ」のアンパンは、大きさも適度で、何より「あん」がお行儀よくパンの中心にいる事が美点です。パンのパサつき具合も(※)丁度よく、パンの「オヘソ」部分に乗っている「桜の塩漬け」もオイシイんですね。まあどちらにせよ、40男が熱心に語るべき話題でもないんですけどね。
※ パンは「高級つぶあん」制作の某社の宣伝のごとく「しっとりもっちり」してればよいというものじゃないと思うんです。
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●人体アルファベット 完結
以前、A〜Vまで描いた絵も描き直して、最後の4文字も描いて、これで終わりです。最後の4文字はR18なんでしょうか?
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■第30回へ続く
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