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第34回 人口問題
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この間の旅行中にも感じたんですけど、列車の車窓から外をながめていると、色々なところに家があって、村があって、町があって、たくさんの人が住んでいて、それぞれに暮らしがあるかと思うと、何か圧倒されますね。
ボクの身内や知っている人は、たかだか200人程度でしょうから、その他1億3千万人の日本人は、まったく知らない人たちなんですから、当然の事と言えば当然の事ではありますけど、やっぱり驚きでもあります。その上、60億もの人が地球上には生まれて死んで、朝起きては夜寝て、笑ったり泣いたりしてるんですから、恐ろしい感じすらします。
近ごろ少子化とか日本の人口が減少するとかで、一部で大騒ぎしてますけど、ゆるやかに人口を減らせるのはけっこうエエ事とちがいますか。もちろん疫病や戦争、災害等で人が減るのは恐ろしい事ですけど。なんとなく減っていく分には上等なんとちがいますかね。損得勘定で、銭もうけのことにしか興味のない政治家の方たちには、右肩下がりの経済や人口減少は国家にとってあり得ないことなんでしょうけど。たしかに貧乏にはなるし、ケンカにも弱くはなるでしょうけど、それでもちゃんと暮らしていけるよう、50年後、100年後のことを、ほぼ空想に近い想像力をもって、そのプランを提示してくれる政治家はいないんでしょうかね。まあ、いないでしょうけどね。そんな人は選挙には勝てないでしょうから。
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●カゼの神、又は自画像
1年3ヶ月ぶりにカゼをひきました。MAX39.6℃の体温で、3日間のたうちまわってましたけど、いやー、人間元気なのが一番ですね。回復した土曜日の午後、NHKサッカーワールドカップ放送テーマ曲の、恐ろしいほどの酷さに耳を塞ぎつつ。
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■第35回へ続く
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