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第30回 ボクシング
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もちろんやった事はありませんけど、ボクシング。でも観るのは好きで、一時期ものすごく熱心に観ていました。ボクシングの聖地「後楽園ホール」に試合を観に行ったり、「エキサイト・マッチ」という海外のタイトル・マッチを中心に放送する番組を観るためだけにWOWOWに加入したりして、15年くらい前からですかね。7〜8年ほどは本当に熱心に観てたんですけど、ここ何年かでだんだん観なくなってしまって、ものすごく熱心だった事に興味が薄れていくのは、サビシイ気持ちもあるし、何かコワイ感じもしますね。
堅実なテクニックと、試合運びをする選手が好きで、少し前の人ですけど、フリオ・セサール・チャベスなんかヒーローでしたね。
身体的にはそれほどアドバンテージがなくても、先に手を出して試合を組み立てて、かつディフェンスがうまく、なおかつ相手を倒すという闘志のある選手。国で言えばメキシコ(メキシコ国歌は鼻歌で歌えますしね)等の中南米の選手ですね。ちなみに井上俊之さんは、天才的なスピードスターが好きで、そんな選手が「相手を美しく倒す試合が一番だね」と笑いながら言ってました。
まあ、近頃何かと話題になっている、ボクシング3兄弟なんかは、実力とは別のところで騒がれてますけど、TV局の思惑が大きいんでしょうかね。
しかし、なんで世間では、辰吉丈一郎的な「どつきあい」アンド「チンピラ風言動」に引きつけられるんでしょうか。ボクにはわかりません。グランカンピオン――偉大なチャンピオンとは、真逆の要素だと思うんですけど。
それでも亀田家の長男は辰吉よりは上等なボクサーになりそうですな、意外に礼儀正しそうだし。
日本人の好きなボクサーの話は、ピストン堀口のアメリカ興行での日米観客の反応の違いから、ボクシング解説者にしてマッチメーカー、ジョー小泉氏の「日本人は強いパンチを打たないから、ディフェンスがうまくならない」という指摘の正しさ、ゼロ戦とヘルキャットの設計思想の違いから、東映とディズニー、果ては日本人論まで展開するんですけど、字を書くのが疲れてきたので、この辺で失礼します。
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●サクラ人間
グラビアアイドルでは何年か前の安田美沙子がスゴイよかったですね。太ももにしっかり筋肉が付いていて、腹筋もうっすら見えてましたから。って、これって前にも書いたかなあ……。
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■第31回へ続く
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