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第19回 サイが好き
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05年12月末のアニメスタイルのイベントで、ＯＶＡ『鴉―KARAS―』のキャラクターデザインの羽山賢二くんに久しぶりに会ったんですけど、ボクが15年くらい前に描いたラクガキの事を憶えていて、「サイの頭をした女子高生の絵で、太ももが太かった」って言われたんです。
そんな絵を描いた事すら忘れてましたけど、間違いなく描いていたでしょうね。全然変わってないんですね、15年前から。動物の頭に人間の体は、変わらないラクガキのモチーフなんですな。進歩してないとも言えますけど。
何で女子高生にサイの頭かって、別段理由はないんですよ。
そんなのがオモシロイかなーというだけで。自主制作のアニメ「2005年宇宙の旅」でも、何で公衆便所で、人間に進化するの？ って真顔で聞かれても困るんです。そんな事は、聞かんといて。ボクなりにオモシロイんちゃうかなーと、思ってるんですから。
しかし、サイは好きですね。イボイノシシ、バイソンも好きですけど、サイは格別です。まず姿がいいでしょ。古代の生物の形を色濃く残してるのもイイし、大きいし、長生きなんですよ。野性でも60年くらい生きるらしいですから。
年をとったサイは哲学とかしてるんちゃうかな。言語や文字がないから、人間と同じような思考はしてないでしょうけど、夕日や朝日を見たりして、無情とか感じてるんちゃうかな。そんな素晴らしい生き物が絶滅寸前ですよ、密猟で。本当にジリジリした思いになります。
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●サイ頭の女子高生
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そいでもって女子高生ですよ。しかし、女子高生は偉いね。この寒いのに超ミニですから。立派です。足のキレイな女子はいいですな。足のキレイな彼女募集中ですな。
■第20回へ続く
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