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第33回 小旅行記(2)
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そんな自分なりに充実した1日を終え、翌日行ってみたいと思いながら、訪れたことのなかった広島に。JR西日本の「ひかりレールスター448号」で広島へ。ひかりレールスターは全車両4列シートですごく快適なんです。
広島では行ってきました、「原爆ドーム」に。思っていたより小さな建物でしたけど、やはり一度は行ってみなければいけないところだと思います。
それにしても、遠足の小学生、修学旅行の中学生がひきもきらずに走り回り、広い公園内に充満しているんです。小、中学生が行って楽しい所ではないでしょうし、本当にそれらの意味を理解しているとは考えられないですし、とりあえず一度は行っているという、免罪符を与えるだけのような気がしますね。高校生くらいになってから行くか、大人になってから自主的に訪れるべきところじゃないんですかね。その後、広電(広島の路面電車)にて安芸の宮島へ。世界遺産の「厳島神社」に参拝。ここでも「原爆ドーム」見学から流れてきたであろう、修学旅行の中学生が走り回ってましたが、ロケーションは最高です。
その後、JR広島駅から出生地の大阪へ。大阪では1週間滞在し、その間、小学校の遠足以来の奈良の斑鳩に。法隆寺では、広い伽藍に、これまた今までに見たこともないほどの修学旅行の中学生。バスガイドのお嬢さんが呼び、中学生が走り回り、地獄さながらの大さわぎです。シーズンらしいんですけど。子供にはわからない場所ですね、お寺や神社。ボクだって、子供の頃はまったく興味なかったですから。学校の遠足や修学旅行は「教育」じゃないといけないんですかね。もっと子供にとってオモシロ、オカシイ所に行けばいいのに。ほとんどなにも見ていなかったから、どこに行っても楽しいかもしれませんが。
斑鳩では法輪寺の重文、「十一面観音立像」を拝見。平安時代の3.6mの巨大な木像なんですけど、イキイキとしたお顔で、本当にキュートなほとけさんでした。ブロマイドも買って、自宅の動画机に貼ってます。
その後、大阪から「サンダーバード19号」にて富山へ。電鉄富山で「立山」へ。民宿で1泊して立山、黒部アルペンルート総額1万2千円で、長野県の大町へ渡って、「スーパーあずさ28号」で、雨の降る東京都に戻ってきました。
これがボクの小旅行の顛末なんですけど、読んでる方には、たいしてオモシロイエピソードもない旅行記で、申し訳ありません。ボク本人としては、めまぐるしいまでの移動感と、いきあたりばったり感と、行ってみたいと思っていた多くの場所に行けて、とても楽しい旅行になりました。また、行きたいですね、2週間ほど。
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●描き直したラクガキ
半月の休みの間、一度も絵を描かなかったんですよ。宝くじが当たって、金の心配がなくなったら、きっとなにもしなくなるでしょうね。
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■第34回へ続く
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